AIR-G'のラジオ番組「朝MORi」
での木曜日コーナーのひとつ、
”あかりのなんかようかい?”
でお悩みにお答えした内容です。
【お悩み概要】
私に寂しがり屋の妖怪がついています。
学生の頃は平気だったのですが、したい仕事につけた今、寂しくて家族や地元が恋しくて仕方がありません。職場は仲良くありません。同期もおらず、もちろん心許せる人もいません。ひとりぼっちなのです。
今の仕事を辞めて地元に戻りたいですが、3年経たずに辞めると汚点がとか、仕事を教えてもらった上司に申し訳ない気持ちがあり、どうしたらいいか分かりません。
ここで働き続けるにしても辞めるにしても、心を納得させてどうにかしたいです。
【回答】
■「ここにはいたくない」ではなく、「どこに行きたいか」
“今寂しくてつらいから、地元に戻りたい”というのは、今の環境のネガティブ面に目が向いている状態です。
ここじゃなければもっと幸せなんじゃないか、と漠然と思うのではなくて
「地元に戻ってこんな生活を送りたい」
「今の仕事を辞めて、こういう仕事をしたい」
と、“行きたい場所”を具体的に明確にすることがまずは大事だと思います。
その上で、その“行きたい場所”の要素は、今いる場所では絶対に手に入らないことなのか?不可能なのか?を考えてみると良いです。
今の場所で、絶対にひとりぼっちなのか?心許せる人はどう頑張ってもつくれないのか、出会えないのか。
できることをやりきった上で、いるべき場所ではないと感じるなら、別の場所へ踏み出して良いと思います。
■「汚点が」とか「申し訳ない」という気持ちが、辞めない理由なら…
それは全部「他人の目線」であり他人の軸なんです。
ご相談者さんの人生の決断は、自分軸でするべき。
たとえば3年経たずに辞めることが汚点になるかどうかは、その後の自分のあり方しだいですし、
「申し訳ない」と気を遣ったところで、誰もあなたの人生を幸せにできない。
自分の人生に責任が取れるのは、自分だけです。
感謝の気持ちはもちながら、あなたが幸せに輝くことで、社会に恩返しするつもりで良いのでは?と思いますよ^^
(お世話になった会社や上司に直接恩返しできなくても、間接的に恩返しになりますから!)
自分がやりきったと思える上で、もっと行きたい場所があるなら、勇気を出すことも必要ですし、
まだできることがあるとか辞めたくない気持ちがあると感じるなら、“逃げの気持ち”で行動することはおすすめしません。
ご自身の心と向き合って、後悔のない選択をしてくださいね!
ご相談ありがとうございました・・・♡
ライフコーチ
上村あかり