思考整理コーチングの
上村あかりです。
今日は、ちょっとした私の
昔話をしますね。笑
大学3年生のときに、1年間
宝くじのPRで全国各地を回るお仕事
をしました。
(当時、SNSも今みたいになかったし、
blogなどでの個人の発信もNGとされていたので
全国津々浦々、観光スポットや食事に行けましたけど
全部1人で楽しむだけで終わりました😂)
そのお仕事で、
平日は毎日移動(毎日違う県へ)&ホテル宿泊、
土日だけ北海道の自宅に帰る、
という出張期間が定期的にあったのですが、
私は大学では、
勉強にシリアスだったので
ぬるい英語のゼミとかではなく(←失礼)
フランス語学の厳し~〜いゼミに
入っていたんですね。
(学部内で一番厳しいゼミだったのではないかと思うくらい!)
なので、最初は
宝くじのお仕事について
「やってみたいことだから!
&せっかく選ばれた貴重な機会だから!」
という理由で
できると思っていたし、
やるという選択肢しか自分の中になかった
のですが、
ゼミや卒論の課題との両立を続けて
半年ぐらい経ったころ・・
・課題が終わらない
・課題に取り組む時間が物理的にない
・仕事のストレス
が続き重なっていったことで・・
自分の中で何かの糸が切れて、
「もう無理!!(´;ω;`)」
となってしまいました。
その当時の私は、
・自分を責める思考
・他責思考
・自分がダメであることの証拠探し
が習慣でしたので、
精神的にかなり自分で自分を
追い込んでいたんですよね。。
(当時書いていたノート、
本当につらそうです。笑)
それで、ゼミの教授にも
「退学しようと思います。」
と伝えました。
宝くじのお仕事を途中で辞める
という発想や選択肢はなかったし、
でもこれ以上学業との両立を続ける
というのは限界だと思ったからです。
とくに誰に相談することもなく、
(もともとあまり人に相談しないタイプでした)
自分の中で考えた結果
結論を決めて、
伝えました。
そうすると教授は…
(もちろん止められるだろうなとは
思っていたのですが、)
あれこれと真剣な面持ちで
諭してくれました。
・大学は、卒業しておいたほうがいい
・せっかく入学したんだから
・卒業と退学では、全然違うものだ
・きっと将来後悔する
そんなふうに、とても親身に
向き合って話してくださいました。
ただ、そのときの私には、、
「まぁ、そうなんだろうな。
そうかもしれない。
けど、だとしても、
ただただ無理。とにかく無理!!」
という気持ちで^^;
そんな思いで、聞いていました。
もう、自分の中では
結論も決めていましたし。。
教授も、そんな私の心中を
お察しになったのでしょう、
しばらく話されたあと
私の決意が固いことがわかると
「では、どうしても両立が難しいのであれば、
『休学』してはどうか??」
という、私にはまったく新しい
発想の選択肢を提示してくださいました。
「休学」という選択肢もあるのか…
そのときの私には
降って湧いたような新しい道で、
現実味もありませんでしたが、
諭されるうちに、
それがいいかもしれない…と
気持ちが傾いてきて
(頑固さと素直さを持ち合わせている私です笑)
たぶん家に帰って母にも相談した結果、
休学をすることに決めました。
それで結果的にはその後1年間休学をして、
宝くじのお仕事の任期は無事に務め終えたのちに
就職活動もして、
大学も卒業することができました。
そんな経過があったからこそ
出会えた人がいて、出会った環境があって、
人生ってどうなるか
どんなふうに進路が変わるか
わからないものだとしみじみ思ったりします。
まぁ、そんな昔ばなしですが…
今振り返って思うことは、
そんなに切羽つまる前に
もっといろんな人に相談してみればよかったのに
軽く話してみればよかったのに
ということですね。笑
もちろん歴史と過去に「もし」はないし
そのときの選択にとりたてて
後悔も満足もないですが、
少し視野が広がった、
いやこの頃からはだいぶ広がった
と思う今の自分から見ると、
シンプルにそんなふうに思います。😌
当時の私には、まず
周りの人に自分のことをオープンに打ち明けるというスタンスもなかったし笑、
言えばなにかしらで助けてもらえたりする「言ったもの勝ち」(主張したもの勝ち)ということも知らなかったり、
(ほかの同期の子は、知らないところで融通を利かせてもらっていたり希望を叶えてもらっていたことを後に知りました。笑)
自分の問題は自分で解決するものだ、しなくてはならない
という思考だったし…
とにかく、そんな視点の中で
生きていたんです。
大変、生きにくかったですね。笑
そもそも根底に、
”そんな人生でも仕方ない”
”自分には、つらいことが起こる”
そんな前提があったわけなんですよね。
それが自分にとって
当たり前の世界だったから。
というより、
「この世とはそういうもの」
だったから。
でも、すいすい生きている人は
すいすい生きていて(笑)、
それはその人がどれだけ恵まれているか
ということよりも
その人が「どういう世界で生きることを
選んでいるか」だったりするんですよね☻
いつでも、選んでいるのは
自分しだい。
そして、人に相談するということも
大切ですね。笑
1人で抱え込まないということ、
1人の視点の中で考えないということ。^^
また更新します!