今日は久しぶりに丸々一日お休み。
友人が無料券をもらったというので
あるところへ行ってきます
子供のとき父に連れて行ってもらって以来だわ
さて。
昨日は久しぶりに一冊読みきった。
- ちっぽけな恋 珈琲屋の人々/池永 陽
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
喫茶店『珈琲屋』の主人・行介は、
あることで人を殺した。
刑期を終えた行介を出迎えたのは、
かつての恋人・冬子。
冬子は、行介の出所に合わせるように
離婚をしていた。
以前と同じように語り始めるふたり。
だが、何かが違っていた・・・。(帯より)
珈琲屋には、様々な悩みを抱えた人たちが集まります。
行介は、多くは語らないけれど
つい悩みを話したくなるような
懐の深さを感じさせる人で。
わたしは豆腐屋のご夫婦のお話が
一番心に残りました。
わたしも何か深刻な悩みを抱えたら
ふらりとこの珈琲屋に吸い込まれてしまいそう。
人間も水と同じ。
一つのところにとどまって流れなかったら
腐っていってしまう、というような言葉があり。
何だか自分の事を言われている気になりました。
10年も澱んでたんだなぁ、わたし。
これからは、いつもサラサラ流れていたい。