昨日、新宿の紀伊國屋ホールにて、
少年社中さんの「天守物語」を観劇させて頂きました!
人間、そして妖が生きる世界。
自らの欲望の為に、守るべきものの為に、
必死に貪欲に生きる姿に、
本来の人間の姿を見たような気がしました。
愛するとか憎むとか。
その気持ちの先にはなにがあるんだろう。
誰かを愛するがゆえに、
誰かを憎んでしまう。
憎む気持ちを知る者は、
きっと同時に愛も知ってる。
でも、一瞬でも、
その憎しみが愛を勝ってしまったら。
そこには傷つく誰かが生まれてしまうかもしれない。
憎む気持ちって、多分、
本人が一番悲しくて苦しい。
それでも抱かざるを得ない状況が起こってしまったら。
その感情以外に、
その人を救える感情があったらいいのに、
と願わずにはいられませんでした。
楽しいも悲しいも苦しいも、
色んな感情を知っているからこそ、
誰かを強く想うことができる。
もしかすると、
それはすごく残酷なことなのかもしれない。
でも、家族とか友達とか、
誰かのことを想えるって、
本当に素敵なことだと思います。
色んな感情をしっているからこそ、
色んな選択肢があって。
だからその中で器用に生きるって難しい。
でも誰かを傷つけない方法は、
きっと選ぶことができる。
下手くそでも不器用でも、
ちゃんと想うことのできる人でありたいと、
改めて心から思いました。
「サバンナの掟」で共演させて頂いたみきてぃーこと古澤美樹さん。
いつも笑顔で明るくて大好きな方!
ダンスもとても凄い実力をお持ちなので…ふとした表情などとても魅力的でした…😳
「煉獄に笑う」で共演させて頂いた納谷健さん。
一つ一つの繊細な表現が作品を引き立たせていて、力強くも儚い鷹のお姿が本当に素敵でした。
小野健斗さんも観に来られていて、烏が三羽集まったのでなんだか安心して嬉しかったです☺️
「NEW WORLD」で共演させて頂いた北村諒さん。
近江之丞桃六の異様な雰囲気が作品に重みをもたらしていて、その不思議な存在感とセリフの重みと、本当に凄かったです。
皆さまの熱量に、
とても刺激を受けました。
大阪大千秋楽まで、
皆さま無事に駆け抜けられますよう願っております。
素晴らしい作品を、
本当にありがとうございました!!!
花怜