「今年は例年と比べ、のんびりしているようです」


桜前線。
今年もまた、桜の季節がやってきた。お天気情報を見ながら
今年は例年より遅めか…と、スケジュール帳を開く。
遅めの開花~と、鼻歌をうたいながらスケジュール帳を
眺めていたそのとき、友人桜子(仮名)と数日前に交わした
会話が脳裏をよぎった。


遅めの開花。遅めの開花?!遅めの開花!!


私たちのその日話ネタ、“遅めに開花した”男たち。
実に頂けない男たちの話であった。


高校時代。
「ダーリンは外国人」ならぬ「ダーリンは社会人」という女子が
たくさんいた。だって女の子って大人な男をいつでも求めてる
じゃない?何も知らない無垢な女子高生にとって20代前半の
社会人でさえ大人に見えたもの。


しっかーし!!


女子高生が20代になった瞬間、事態は激変する。


30代~40代。
自分より10歳以上年上なら、私を満足させてくれるはず!!

というなんの根拠もない安易な考えで、20代になった女は

30~40代の男を漁るのだ。

「20代男なんて眼中にねぇよっ」

と言わんばかりのThe ナ・マ・イ・キ☆(笑)


そんな態度の罰があたったのだろうか…。

束の間の30代~40代漁り時期。

理想と現実には大きな差があることに気付かされる

こととなる。


(次回へ続く)


かれんのブラック恋愛計算式