「肉は食べないの。」


脱・肉女のセリフだ。
普段は食べるくせに、男がいる場になった途端、

脱・肉女になる。
私は「この前焼肉食べ放題一緒に行ったけどね~♪」
という言葉を必死で喉の奥へ押し込む。
彼女の、男getへの道を邪魔してはいけないから。
でも私は思うのだ。
イイ恋愛をしたいのなら「肉は食べないの…」というセリフを
言い放つ前に、


「Hey~そこのcute guy!

   私と肉、食べてみな~い♪♪」


と、狙った男を誘え!!と。


とあるBBQ party。
凛(仮名)という脱・肉女に遭遇した。
合コンチックなBBQ partyにて“男より肉”の私は、
忙しなく調理を手伝いながら、ここぞとばかりにガッツリ

juicyミートを頂いていた。
ふと、凛のお皿を気にすると、juicyミートが全然減っていない。
っていうか増えてくばかりで皿からこぼれそう…。
「早く食べてね☆」満面の笑みで声をかける私に、凛が答える。


「あたしィ、お肉たべなぁ~い(ハート)」


せかせか働いていた私の手は一時停止。
そんな私を余所に凛は、友人のカオル(仮名)に
「アンタいっつも肉食べてんじゃん、あはははァ~」
と突っ込まれながら、皿に盛られたjuicyミートをお箸で

つついて遊んでいる。男に可愛く見られたいのか?
女の肉食がハシタナイことだと思っているのか?
定かではないが、脱・肉女であることは間違いなさそう。


一方、肉食代表(←勝手に)の私。
男の前だろうがなんだろうが、私の肉食度は不変のもの。
デートでは肉料理を注文するし、キャバ嬢時代、お客さんに
よくステーキや焼き肉をご馳走して頂いた。
ダーリンとはドデカい牛肉の塊をハイテンションに調理して、
豪快にかぶりつく。


だって。

肉はとても重要な生命のエネルギー源。
且つ、素敵な恋をするためのエネルギー源
それは片思い中も恋人になってからも、ずーっとずっと。
セックスだってエネルギーがないと濃厚なものにはならない。
肉食わずして、いい恋愛(&いいセックス)はできないのよっ。


もし。


貴女が男の目を気にして脱・肉女になっているのなら、
今すぐ“脱・脱肉女” (←ややこしい)になりさなさい!


肉食女が嫌いな男?
女の肉を頂く姿にゲンナリする男?
“女ならパフェを食え”って言う男?


そんなの気にして脱・肉女になるなんてバカバカしいと思わない?
つまらない男はこっちから願い下げ。
気にせずガッツリ肉食になっていいのよ。
素敵恋愛 needs 肉エネルギーなんだから。


世の中の肉食女たちは今日も、
上等な肉エネルギーで上質恋愛に舌鼓中♪



かれんのブラック恋愛計算式