「ねぇねぇ、どうヤればうまくいくかな…」


女は恋に落ちる度、同じことに悩み、深いため息をつく。
私は友人が恋に悩む度、相談にのり、時に恋人のように

そっと抱きしめる。

そんな、恋に悩める友人に尽くす私は、

「どうすれば好きな人に振り向いてもらえるか」

などと、悩んだ経験がない。


なぜなら、私は“モテる女”だからだ。


男に泣いた経験はないが、男に泣かれた経験はある。

男に振り回された経験はないが、男を振り回すのは毎回。

こういうと決まって、「高飛車な女」、「自惚れ」とか

冷たく、憎しみが込められた視線とともに野次が飛ぶ。

しかし、“モテる女”は、そんな視線や野次を気にしない。


私の友人にも、“モテる女”がいる。めぐみ(仮名)だ。
外見は、モデルの山田優を崩した感じであり、性格は、
“超”が付くワガママ。
周囲からは「めぐみはワガママの代名詞」と言われる程。
性格は最高に悪い。

そんなめぐみが、なぜ男にモテるのか?!

こたえ : 超超超ワガママだから。


めぐみは超ワガママ。っていうか、自由奔放なのだ。
彼女は、欲しいと思ったものは全て手に入れてしまう。
ブランドのバッグが欲しければ、お父様におねだりし、
手に入れる。
そして、恋愛においても自由に羽ばたいている(笑)
例えば、めぐみの前に素敵な王子様が2人いた場合。
めぐみは迷わず2人の王子様を手に入れる。
どんな時も「狙った獲物は逃がさない!」のが、めぐみ。
1人の王子&1人の姫のおとぎ話ではルール違反だろう。
でもこれは正真正銘、現実世界の恋愛話。
決まりやルールなど存在しない、完全なフリースタイル!!


「1人の男を永遠に愛さなければならない」
恋愛フリースタイルのめぐみには、こんな考えなんてない。


「いちいち男の都合なんて気にしてられないでしょ♪」
めぐみの口癖だ。


こんな彼女だから“モテる女”なのだ。


昔々、男たちは皆、狩り人であったという。
狩り人魂は、少なからず現代の男たちのDNAに組み込まれ、
継承され「獲物を追う癖」を持ち続けている。
男の都合など気にせず、自由に恋愛を楽しむ“モテる女”は、
無意識のうちに自然と男たちの狩り人魂をくすぐり、男たちを

虜にしているのだ。


自由奔放なめぐみにならって、貴女も型にはまらない
自由な恋愛をしてみてはいかが?
男の都合を気にして、眉間にしわを寄せていては
素敵な恋愛もできないはずよっ。


かれんのブラック恋愛計算式-Love is free