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<図書館から消えた ハルピン物語>



昨日 このブログを書く資料の為に

県立図書館に行った。


「大興安嶺異聞と言う小説を探しているんですけど・・」

「今 書庫にあるんで持ってきます」

係りはすぐ持ってきた。

「ついでに言えば良かっ

たんですけど


ハルピン物語もお願いします」


カチカチ PCを叩く

この本は本館には ありません


えッ そんなことないでしょ!

わたし 借りたことあるし そこの書架で

見掛けた事ありますよ」


でも市立図書館もネットで繋がっているんで

調べます。

やっぱり新潟市内には ありません


「だって 表紙だって覚えているんですよ!

ハルピンのロシア教会がバックに写っている表紙で、

巻末には著者が私はハルビンと

呼ばないでピンと発音するって書いてあるのまで

覚えているんです。」


とにかく 本館では 蔵書の記録がありません」


若い男は木で鼻をくくったような応対


いま書庫は解放してますか?」

してます」


なっとく行かない私は 県立の書庫に入った。

「ハルピン物語」 「ハルピン物語」

探すけどないのだ!!


私の借りた記録はPCに残ってますか?」

過去のは 削除です


10ヶ所の市立図書館にも無い

新潟市に無いのだ!!

ハルピン物語が・・・


すごすご 帰ってきて自宅のPCを調べる

このブログの過去にあった!!

ハルピン物語を撮影して載せているのだ


忽然と新潟市と県立のPCから消えた


<税金もこんな風に消えればいいのに>


癪に障ったので アマゾン中古本で検索

札幌に1冊 だけあった

997円だ

消えてしまわないうちに 発注


この作田さんという 作者は満洲国崩壊

の体験者。


続編は無いだろうし

絶版になるだろう


少なくても 新潟県には無いのだ

作者は言う


「私にとって ハルビンでなくて

ハルピンと言う発音が心に響く」


中国人の友人は (ハービンharbin)と発音する

空港にもそう表示してある。

違う! 違う! 違うのだ!


あれは 哈爾濱・ハルピン


今の共産党の破壊文字でなく

旧漢字のハルピンだ


新潟のハルピン物語は何処へ行った


この写真をプリントアウトして 今日もう一度県立へ行く

哈爾濱・ハルピン物語が無くなるのが悲しいのだ

女が居なくなるのも悲しいけど

帝国陸海軍が亡くなったいま 

哈爾濱・ハルピン物語まで新潟市から無くなるなんて

ばかやろう~~~