昨夜は「鎌倉物語」 甘粕りり子 を読んでいると
筋があらぬ方向に行く。
私ならこんな事は書かないのに と思う
バー「こゆるぎ」の中かで、主人公の男友人が
突然 全裸でカウンターに座って飲んでいる場面が登場する。
作家が「女」のせいだろうか、
こんな場面ありえない
わたしにしてみれば、湘南のちょい悪な仲間
がもっと洒落た会話で楽しんで欲しかった。
だから 蔦屋の店頭に山積みに
ならなかったのだろう。
シティウェーションは
鎌倉ならではの地名、甘味処が登場してとても真似
できないと感心したのだが、これで台無しだ。
しばし中止にする
・
ブックオフで100円の浅田次郎の「ハッピーリタイヤメント」
を読み始める。
やっと懐かしい文体に帰ってきた。
この本は通常の中古本の棚では、同じ日に750円で
売っていたものだ。
店員の仕分けが間違っていたのだ。
買った後で、750円の値札の本を 可愛い店員に
見せた。
俺は暇なのだ
・
一方昨日の日曜日 大河ドラマで
<上月城>の城主が、股肱の家臣に裏切られて、
首を秀吉の差しだされる場面があった。
大多数の家臣は逃げ去って、十数名は城主と運命を
共にするのが普通だろう。
これが気になった
もっと詳しく何処に書いてあるだろうか
「司馬遼太郎」さんの播磨灘物語にあるかも
しれない。
図書館かアマゾン中古本 1円にあるだろう。
アマゾンで手に入れたい、
あと10年でこの世に置いていかなければならないけど、
やっぱり手作り本棚に置きたい
私の死んだあと、妻は全く興味がないので、ブックオフで
処分するだろう。
本は回転する 私から古本屋そして
播磨灘に また興味をもつ人に
やがて消える。
*
たった今 アマゾンで249円で「播磨灘物語」を買った。
この本は何巻もある
一巻に「上月城の場面」があるだろうか?
無ければ、二巻をまた200円くらいで買えばいいんだ。