今朝も粉雪が舞っている
牡丹雪は積るけれど、あまり寒くない
ところがこの粉雪は とにかく寒い
ストーブ二つも点けるが温まらない。
昨日はブックオフで百円の「青春の門」を
買ってきて読んでいる。
昔は悠長だった。
本がハードなBOXに入っていたのだ
五木寛之 我が青春時代の有名作家だ
実は次男が産まれた昭和52年
名前を付けるのに迷って
この小説の主人公「信介」にしたのだ
筑豊の炭住街に生まれて
「織江」という幼馴染みと東京でもつれあう
「望郷 立志編」
このタイトルにノスタルジーを感じる
集団就職華やかなりしころ
今は「派遣社員」 。
この抜け出られ無い 悪魔の仕事
あの頃は 信介のように夢があった。
信介
こんな青春に憧れを感じて、貰った名だ。
大竹しのぶが
<しんすけ しゃ~ん>
と筑豊の駅で叫ぶ場面があったっけ
今その息子も去年結婚した
ところてんが押し出されるように
次から次へ
落ちたくないと叫んでも
終わりが近づいてくる
止めようがない
江戸時代 十返捨一九が
辞世の句を詠んだ
~線香の煙とともに 灰さようなら~