おうち塾の算数講師かれんです
本日は、
「正答率の低い問題は復習しなくていいの?」
ということについてお話します
それでは、今回は少し前に実施されたSAPIX5年生の組み分けテストを例に見てみましょう。
テスト問題の中に、中心角が90度の扇形と正方形のタイルを自分で条件に合うように並べて、できた図形の周りの長さを求めるというのがありました。
この問題は、条件に合うようにタイルを並べるのにヒラメキが必要なため、少し難しいです。
しかし、試行錯誤して上手く見つけることができたら、周りの長さを求めること自体はとても単純な計算で済みます
タイルを並べて作った図形はこんな感じになります⬇️⬇️⬇️
一見、複雑そうに見えますが、この図形の周りの長さを見てみるととってもシンプル!
中心角が90度の扇形の弧が8つと正方形の1辺が4つでできています。
なので計算も難しくはありません。
計算ミスが少し怖いところではありますが、、、
周りの長さを求めるだけであれば、この問題は正答率がグッと上がるはずです。
すなわち、難易度の高い問題の解き直しは、正答率が上がるところまで持っていった状態で解けば良いのです。
そうすれば解き直しそのものをしないよりも、計算力が上がりますし、普段のテキストでは見ない問題に取り組むことができます。