おうち塾の算数講師、かれんです
◼️◼️◼️本日の内容はブラックボックス◼️◼️◼️
みなさん、ブラックボックスをご存知でしょうか?
ブラックボックスというと、パーティーとかで、見えない状態の箱に手を入れて何が入ってるか当てる、あのゲームを思い浮かべますか?
私はこのゲームを毎回少し思い浮かべるのですが、そもそもこのゲーム名を知らないので、合ってるか分かりません笑
さて、本題に戻りますが、今回は算数の問題で出てくるブラックボックスを紹介します。
算数で出てくるブラックボックスとは、ある数字を入れると、とある演算処理がされて、別の数字になって出力されるものをいいます。
ブラックボックスは、3年生の時にSAPIXで習った中で私が1番楽しかった思い出の授業です
私が作成した問題は、かけ算が分かれば解ける内容にしましたので、今回の対象年齢は2、3年生です!
この問題は、4年生で習う約数の問題を解く練習になりますので、ぜひお子様と解いてみてください✨
問題
12→■→2
66→■→36
50→■→0
このブラックボックスに入れられる数字は2けただけです。
(1)このブラックボックスに数字を入れると、どのようなしょりがされて出てきますか?
(2)?→■→24となったとき、はじめに入れた数字はなんでしょう?考えられるものをすべて、小さいじゅんに答えましょう。
ステップ1
まずは、このブラックボックスがどんなしくみかが分からないと、1問も解けない
なんてことになりかねません。
今回は気がつきやすいように、特徴的な数字を例に使いましたので、分かって欲しいな
初見では気がつかないお子様が多いですが、答え合わせで教えると、みんな「なるほど〜!」と、すごくウケが良いです。
これも一種のアハ体験でしょうか。
(1)の答え
10の位と1の位をばらばらにして、かけ算した数字が出てくる。
平方数や、今回の問題のようなパターンは、初見では気がつきにくいですが、何回も出てくるうちに、「あ、よくあるパターンだね」となっていってほしいです。
ステップ2
(2)はかけ算の答えが分かっていて、その答えになる九九を探す、という問題です。
この問題は、お子様がかけ算をどのくらいマスターしているかで出来が変わります。
九九は覚えているけど、答えから九九を導き出すのは苦手、、、スラスラ出てこない、、、
というお子様意外と多いんですよ!
4年生で約数を書き出すときにも、スラスラ出てくる子と出てこない子がいるので、低学年のうちから早めに練習するといいと思います。
・鉄棒で前回りはできるけど、後ろ回りはあんまり得意じゃない
・なわとびで、前飛びは得意だけど後ろ飛びは苦手
みたいな感覚でしょうか?
今回は小さいじゅんに答えましょうと言っているので、1の段から順に考えていきます。
1の段の九九に答えが24になるものあったかな?
→ない!
2の段の九九に答えが24になるものあったかな?
→ない!
3の段の九九に答えが24になるものあったかな?
→ある!3×8だ!だから38。
というように確認していきます。
答え 38、46、64、83
まとめ
今回は24になるものを探してもらいましたが、その場でいろいろ問題を変えて出してみると良いと思います
ぜひトライしてみてください