変わらずライトノベルを読んでいます。
23巻、読み終えました。
まあまあだったけどわたし的には21巻の商取引の話の方が好きかなあ。
個人的には、ですが。
いかにもファンタジーな感じもしない巻で良かったのは良かったけど、ロレンスの儲け⁉️みたいなものに危機迫る感じがないので、読み応えみたいなのはあまりなかったかな。
楽しいのは楽しいです。
不満はないけど、21巻の中編が良かったかな。
ロレンスの手助けは断れる話でもあるから、追い詰められる感じがしなくてわたしにはもの足りない感じがしますね。
ようやく次、24巻。
狼と香辛料、最新刊に入ります。
トータルで30巻くらい新刊を買って読んでいることになりますが長いですね。
いくら好きで読んでると言ってもさすがに長いなあとは感じます。
デビュー作の狼と香辛料は、主人公の人生がかかったストーリーで商取引や経済がかなり深く本人に関わるんですよね。
だから、読むのがかなり楽しいけど、今読んでる続編はネットのレビューを読んでるとファン向けに書かれている話みたい。
狼と羊皮紙は経済要素がちょっと少ないけどメインになっているライトノベルだからか、内容は濃いほうだと思います。
やっぱり大人向けの深い内容の話とか読みたくなりますね。
狼と羊皮紙にグーテンベルク聖書を匂わすような活版印刷職人が出てくるのでその流れでこの新書を買い、読みましたがやはり内容がかなり濃くて、偏っているのかもしれないけど人の考えている話を聞けた感じです。
新書って一般書だからか、一般向けにちょっと過激に書いたりとかされる傾向があるみたい。
この新書にはわたしの好きな映画の薔薇の名前という中世ヨーロッパが舞台の作品の話がよく出てきてました。
また、狼と羊皮紙に出てくる十分の一税の話が薔薇の名前にも出てきて、中世ヨーロッパでは本当にあった税金の話なのか、と知りました。
映画の薔薇の名前はかなり良くできた、中世ヨーロッパ舞台の歴史推理小説が原作らしく、だいぶキチンと調べて書いてあると聞いています。
原作を読めたらいいんでしょうが、江戸時代の歴史小説を読むことすらわたしには難しいので、今は薔薇の名前は読めないかなあ💦
ライトノベルの狼シリーズですら内容がよくわからないことが多いです。
例えば、当時の一番重要だった本や学問って教会法学というものだったみたいなんですが、なぜ聖書が一番重要ではなかったのかとかわからないので学問の人に聞いたりしました。
カトリックとプロテスタントの話みたいなんですが、言葉はさすがに知っているけど内容はまったく知らないから知識のある人に教えてもらってます。
ライトノベルはこういうことがあまりわからなくても読めますが、薔薇の名前とかはチラッとみたら、まったく知識がないと読むのは厳しそうですね。
教会法学とかネットで検索してみたら、東大の本などが出てくるから学問としてはかなり難しいし、古いんだと思います。
日本の神道や仏教が難しいみたいな話ではないでしょうか。
昔、一本200円でたくさん世界遺産のDVDを買いました。
その中の一つのドブロブニク旧市街はかなり印象的でした。
主人公ロレンスたちが旅した中世ヨーロッパの世界のままの風景で、とても綺麗でした。
DVDによると新規貨幣発行を噂されたくらいの自治都市で、栄えていたそうです。
まさしく、ライトノベルのストーリー。
中世ヨーロッパの経済と現代の経済とは基本は同じだけどだいぶ形が違うみたい。
わたしがわかった範囲で言葉にすると、このドブロブニク旧市街の風景とニューヨークの街並みが違うみたいなものらしいです。
窓や屋根、柱、道など、基本的な町の形は同じですが、人権宣言や産業革命が起きて今のニューヨークとはだいぶ姿が違う、ということです。
学問の人に話したら、わたしの話はあっていると言ってました。
体力とお金があれば、ドブロブニク旧市街を見に行きたいけどちょっと無理かなあ…。
主人は、家庭を持つ、おじさんのロレンスが、生き死にかかるようなビジネス❓はしないと言いました。
設定上、あまり可能性がないと話してますね。
そっかー、とため息がでました。
確かに狼と羊皮紙の主人公コルのほうが、目の前のことにかなり必死ですもんね。
経済要素がちょっと少ないですが、コルの方でライトノベルは楽しもうかなと思います。