現役同時通訳者・会議専門英語コーチ Karenです。

 

 

 

私は今日が仕事初めでした。

 

 

休み中英語には触れていたものの、

通常よりアウトプット量はぐんと

減っていたので、

同時通訳すると瞬発力が落ちていて

苦しい~~!!

 

 

 

ということで、

感覚を取り戻すために

仕事の内容に近い素材を

使ってシャドーイング。

 

 

 

目的は、口の滑りをなめらかに

すること!

 

 

 

 

今回使った音声はこちら↓

 

 

 

 

10分に3本のニュースが入っていて、

音声が短い上に、スクリプトまで

そろっているので、

シャドーイング向きです。

 

 
 
 
新年は1月10日から収録開始のようです。
 
 
 
私が聞いたのは12月15日分の最初の
ニュース、Log4jについての部分です。
 
 
 
年末にIT業界をにぎわしたこのLog4j問題。
 
 
 
Log4jというのは世界的の名立たる企業
で使われているソフトウェアのことですが、
そこでセキュリティー上の脆弱性
(security flawと表現されています)
が見つかり、ハッカーがサーバーなどを
悪用できてしまう状態にあることが
判明しました。
 
 
 
私の働いている会社でも例にもれず
影響を受け、エンジニアは夜を徹して
対応していました。
 
 
 
今回自分の引き出しにない表現として、
get one's hands on ....
を単語帳に書き留めました。
 
 
 
英英辞書を引いてみると、

 

 

"to succeed in getting something"とあります。

 

 

「~を手に入れることに成功する」

「~をうまく手に入れる」

という意味になります。

 

 

 

ここから、

ただ単にgetするだけでなく、

それによって何かメリットがある

という意味を含んでいます。

 

 

 

今回のニュースでは、

"You should use two-step sign in.

That way, everytime you have to answer 

your password, you also get a code sent to

your smartphone. So even if the hackers 

steal your password, they won't

get their hands on your smartphone"

 

 

 

ここでは、アプリなどへのサインインの

話をしています。

 

 

 

"two-step sign in"はつまり

二要素認証(2FA= 2 Factor Authentication)

のことです。

 

 

「二要素認証方式にすることで、

仮にハッカーがパスワードを盗んだとしても、

スマホ自体を手に入れることは出来ないので

アプリのアカウントなどを乗っ取ることは

できない」ということを説明しています。

 

 

 

自分が英語を使うシーン・内容に近い

音声を使ってシャドーイングをすると、

本来の目的である「瞬発力強化」

だけでなく、単語や表現、背景知識

まで身に着けることができるので

一石三鳥にも四鳥にもなります。

 

 

 

スマホとイヤホンさえあれば

できます!

 

 

 

毎日の基礎トレーニングとして、

短い音声からまず始めてみては

いかがでしょうか?