ブリュッセルからの帰り。成田への直行便はなく、アムステルダムでトランジット。下っぱの出張は当然エコノミーのチケットですが、乗り継ぎ手続きのときに空いていたのでビジネスクラスにしてくれました。これは、ラッキー!!


 ビジネスだとラウンジも使えるとのことで、記念に行ってみました。ネットも使えるので、出張レポートを作っていたました。ふと横を見ると・・ナンとナンと!!


 ピーター・アーツではありませんか!!!


 間違うはずのない強烈な存在感。見た瞬間、私がおおお!!という顔で口を開けて目を丸くしていたら、彼は、「そうだよ。本物だよ。」という感じでウンウンと頷きます。


たいめいの『カレータコ部屋 ときどき築地』


 すぐさま一緒に写真を撮ってもよいかと尋ねると、“Sure!”と快く応じてくれたばかりか、肩に手を回して顔を近づけてくれました。めちゃくちゃフレンドリーでした。これまで主にバンナを応援してきましたが、一瞬で彼のファンになりました。


 その後、「スミマセン。」と彼が呼ぶので、何かと訊くと、ネットの使い方が分からないと言うので教えてあげました。そして、1週間後に控えた試合に向けて激励の言葉をかけて別れました。


 いやー、ラッキー!!ラッキー!!この出張で一番の収穫。っと言ったら怒られそうですけど。。

 

 そして迎えた「K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMA」。対戦相手は、新進気鋭の「エロジマン」ことエロール・ジマーマン。1Rから強烈な右フックを振りかざすジマーマンに対し、ボディーを中心に巧みに攻めるアーツ。両者一歩も譲らす延長ラウンドへ。序盤からスタミナ切れ気味のジマーマンを圧倒。終盤、ジマーマンの左ストレートでしりもち。微妙!?と思ったが、スリップの判定。見事判定勝ちを収めた。


 バダ・ハリの欠場で急遽試合が決まったにもかかわらず、そんなことはまったく感じさせない動きのよさ。38歳になってもミスターK1は健在だ。と言うより、むしろまだまだ進化している。今後も是非頑張って欲しい。