石山寺は京阪石山寺駅から800mにあり、

瀬田川沿いを歩いていくことになる。

道すがら、

瀬田川の河口付近を見ると、

東名高速や東海道新幹線の鉄橋の先には

瀬田の唐橋が見えた。

 

石山寺は奈良時代に始まるといわれ、

境内には645年に大化の改新を行った天智天皇による

石切り場があり、

ものすごい歴史のあるお寺だ。

 

ただ、ボクはNHK大河ドラマ「光る君へ」で描かれている

紫式部が源氏物語を執筆したお寺

ぐらいしか知らなかった。

大きな仁王像が立つ東大門を入ると、

緑が眩しい参道を抜け、

本堂のある右側を見ると、

石山寺硅灰石という巨石に圧倒させられる!!

花崗岩の熱で石灰岩が変性した石らしい。

 

境内には清水寺のような建築物の本堂や光堂。

校倉造の経堂があったり、

鎌倉時代に源頼朝に寄進された多宝塔があったり、

歴史の変化による建築様式の変化が感じられる。

こんなに興味深いお寺だったとは驚きだアセアセ

 

紫式部はこのお寺で源氏物語を執筆したといわれ、

執筆した部屋が残っている。

ここでは源氏物語の「須磨」「明石」の巻の発想を得た

と言われる。

この瀬田川や琵琶湖を望む景色から

須磨や明石を想像するって、

神戸出身のボクとしては

だいぶ景色が違うように思ってしまうのだけれども、

当時は似ていたのかなぁはてなマーク

 

石山寺には

また、季節を変えて行ってみたいと思った。