一二か月我慢していたものが
噴き出したかのように、
続けざまにバスツアーに参加しています。
今回は備中松山城と鬼ノ城に行ってきました。
朝7時半に三宮駅近くに集合。
今回は参加者数11名と少なく、
バスも20名乗りぐらいで小さいものでした。
参加者も、いつものバスツアーと違い、
おひとり様参加が多く、
個人の興味に駆られて参加してきたといった感じの人が
多かったです。
その分、参加者通しで
「あの城はよかった」だの、
「現存12天守を制覇するのは難しい」だの、
「山城が好き」だの、
マニアックな話題が多く、
ちょっと歴史好きのボクにはおもしろかったです。
ただ、今回行った備中松山城は
岡山市から北のほうかぐらいの感覚で、
前日まで岡山のどのへんにあるのか
わかっていませんでした。
鬼ノ城なんて、先日のテレビ番組を見るまで知らなかったし💦
さて、備中松山城です。
岡山県の中では広島県近くの中央部付近にあります。
現存12天守の中では最小クラス、
1683年ごろに修築された天守が残ります。
標高430メートルの山の上にあり、
途中まではバスで登れます。
そこから700メートル約20分で天守に到着です。
高い山の上にあったために、
破壊するのも大変なために残ったそう。
段々畑のように幾重もの階層となった石垣が素晴らしいです。
久々の山歩きはキツイなぁ、
なんて思いながら登っていて、
天守が見えてくると感動しました。
バスの中でお弁当を食べたあと、
鬼ノ城に移動しました。
鬼ノ城はNHK「日本最強の城スペシャル」で
「春にオススメの城特集」で
最強の城に選ばれた城です。
備中松山城から南、倉敷の北にあり、
7世紀後半の奈良の平城京が作られる少し前の
天智天皇のころに作られたと考えられています。
山火事で石垣あとが見つかり、
はじめて城があったことがわかったそうです。
鬼ノ城も山の上にあり、
山の途中までバスで登ることができます。
ただ、鬼ノ城を一周しようとすると、
4kmの山道を歩かなければいけません。
ツアー参加者の中ではもっとも若いほうだし、
健脚ぞろいの参加者の中では弱音を吐くこともできず、
登っていました。
石垣がなかったら、
瀬戸内の同じ植生、同じ花崗岩の山なので、
六甲山系の山を歩いているみたいと感じました。
山歩きは大変でしたが、
おもしろかったので、
他の山城にも行ってみたいと思いました。