26日日曜日;夜明けのまほろばを五十嵐さんと飛びました。
今年は雪が全くなく、いつもは1mくらいはあるはずですが早春のまほろばでした。
荒島岳から経ヶ岳へ高度を上げながら2700m近くまで;気温は-6度、風は穏やか、景色はモノトーンの世界です。
カメラが低温耐性がほとんどなく、やはりバッテリーが働いてくれません。1枚撮っては電源を切るを繰り返してまして、これ以上の高度はカメラには無理の様であきらめました。
1500m以上の山頂は白く冠雪して、遥か彼方を見渡すと、御岳山;乗鞍;穂高;槍;立山;剣が雲の上にクッキリ見えました。やはり冬の空気は暖冬とはいえクリアーで濁りはありませんでした。山並みがクレヨンでなぞったように1枚の絵を見てるようでした。
こんな世界を見れるとは予想はしてませんでした。
これなら3000mを超えて飛べそうでしたが、写真が撮れなければ意味がありません。
しかし真冬でこの高度まで上げられたことで満足いたしました。
上層の雲がブラインドとなり青空と違う雰囲気を満喫しました。
こんなことは正直めったにありません。
わたくしもそろそろヤバイ年頃;米寿まであと10年ですからねーいつまで飛べるでしょうか?
五十嵐さんが心配してわたくしの下を飛んでいてくれたそうです。
落ちたらいち早くレスキューを呼ぶためでしょうか?まーそんなことは無いと確信してますが、本人に確認してはおりません。
いつもこれが最後のフライトと思い飛んでおります。