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朝はまずまずの天気、そこで元痴呆公務員Sさんを乗せて塩屋海岸へ行きました。

Sさんがウンコしてる間に海岸へ出ようと砂丘に上がると、先方から人影:
ン、なんだかシルエットが知人に似ている、漂着した流木を引っ張って来た。
なんと先日会った大聖寺のFさんだった。
声を掛けて色々話をして、其処へウンコの終わったSさんを交え1時間ばかりの世間話:
その中でこの海岸のゴミの問題になり、早急に対策を立てていかないと危ないし、見た目も悪いし、国定公園が泣くんじゃないですか?
手をこまねいていても良くならないから、とりあえず知恵を出してこの3人からスタートしようよ:
ということになりました。
わたくしは計画立案を担当;Fさんは地元と加賀市の交渉とSさんは炊き出し係と言うことで、早速始動することになりました。
今週中に計画書をFさんにファックスして、再来週市の担当課の方を交え交換会と打ち合わせをする段取りにしました。

美しい松林と砂丘特有の植物保護と育成、海岸線の保全を目的としてNPO法人設立。
この地域は源平の古戦場に近く風光明媚、ラムサール条約に入っている片野の鴨池も含まれ、福井県と境をなしています:観光客を集めるというのではなく、歴史と自然を保全育成してゆく事が目的であります。
それが観光に繋がればそれはそれで良いとおもいます。

地元の方々が立ち上がらなければ意味の無いものになりますので、我々は地元の人や市を説得してスタートにつけるようやってみようと思います。

終わりの無い計画ですが、それが今後の人の営みの指針になるように、奢り高ぶった現在の生き方を変える一歩になればいいなーとおもいます。

幸いFさんには情熱もあり、また知人も多く、市の役所の中にも詳しいのできっとなんらかの運動が出来るはずです。

青い海、うねる砂丘と海岸線、青い松林と鳥の声、はるか彼方に白山が見える;
海岸には釣り人と散歩する人、車も無く、オートバイのけたたましい音も無く、ハングが砂丘より飛び練習している、ただ潮騒と松風の聞こえる静かでゴミの無い海岸にしたいだけです。