週末を利用し、ビアリッツ経由で、念願の美食の街サンセバスチャンへ。

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サンセバスチャンと言ったらまずはバルホッピング!初日は着いた瞬間から夜まで計8件のバルをはしご。ひとつの店で1杯呑んでピンチョスを2~3種食べでもふたりで7~8ユーロ。


さすが美食の街。見たこともないピンチョスの数々。バルセロナで経験したそれとはまた違った雰囲気。見た目重視と思いきやの、これがきちんとおいしいから驚き。個人的にはししとうが大好きなので、もっともシンプルな青唐辛子の素揚げだけでも大満足。ピンチョスに合わせるのは、バスク名産のチャコリという白ワイン。フレッシュでフルーティーな味わいがタパスとよく合います!注文するとバーテンダーが香りが引き立つよう高い位置からグラスに注いでくれます。
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2日目は、サンセバスチャンから車で1時間ちょっとのBilbaoへ。ランチはまたもやバルをはしご。この日は何のお祭りなのか、恐らく万単位の人が同じ柄のTシャツを来て、踊って歌って街を練り歩き、ところどころではじまる大合唱に圧倒されました。とにかくみんな楽しそう。


その後、グッケンハイム美術館へ。
雲ひとつない晴天で風は心地よく、こりゃ、スペイン人がsiestaを大切にする理由がよくわかります。
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夜は、サンセバスチャンと言ったら炭火焼!ということでParisの知人シェフの事前情報や現地コーディネーターさんも星付きレストランよりもイチオシ!というREKONDOへ。サンセバスチャン市内の山を少し登ったところにあり、景観も素敵なレストランです。ここに来たらこれ!というオススメ通り、あさりのリゾットとTボーンステーキ。5つのシンプルな材料だけで作られたあさりごはんは絶品。新鮮なあさりを仕入れて絶対作ろう。Tボーンステーキも、完璧な火入れと絶妙な塩加減で、骨をしゃぶりつくおいしさ。

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友人が持参していた高城剛さんの
『人口18万人の街がなぜ美食世界一になれたのか スペインサンセバスチャンの奇跡』
を読みながらサンセバスチャンを観察したら、わずか10年で世界一の美食の街と賞賛されるまでの過程がまさに納得で面白かったです。

本当ならライバルになりうる店同士がレシピを教えって互いを引っ張り上げ、全体のレベルを上げていく。良いものをシェアして吸収しあうことで、街が丸ごとここまで成長するものなんですね。


太陽がさんさんと降り注ぐ気候と陽気で優しく親切な人がいっぱい。大好きなParisとは全く違う表情でありながらも、やっぱり魅力的過ぎるスペイン!わたしの両親世代の人々がとにかく陽気で元気で街を明るくしている気がしました。街を活性化するには若者が頑張らないと!とばかり思っていたけど、先輩方が元気で思い切り暮らしを楽しんでくれればそれだけで街は活気付くんですね。

サンセバスチャン、また行きたいなぁ。


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