古くから一族経営のSAVINI TARTUFIは2007年にはギネス認定の世界最大級のトリュフが掘り起こされたその世界では有名な産地。昔は豚がその役割を果たしていたけど、豚はトリュフが大好きで見つけたら食べてしまうので、今はトリュフに興味のない犬を連れていきます。
トリュフが生息する山へ行き、ここほれワンワンを待つこと数分。
たった30分ちょっとの間に、黒トリュフ、白トリュフ合わせて3つも見つけたジョット君は、今はマスコミにも多数露出する優秀なハンターです。
はじめて触りました!重くもないし、、軽くもない。
固くもないし、やわらかくもない!何とも例え難い物体です。
ただ香りはすごい!黒と白はもちろん、どの木で育ったかによっても香りが全然違います。
SAVINI TARTUFIのスタッフの方によるとトリュフのハンター犬は、雑種がいいとのこと。
生後2週間で母犬のおっぱいにトリュフを塗り付けてそのにおいを覚えさせ、次は森にプラスチックケースに入れたのトリュフを隠して探させる。これはトリュフを傷つけないようにするため。徐々に慣らしていき、最後はプラスチックケースを取り、トリュフを傷つけずに見つけ出せたら合格なんだそう。だいたい生後4~5ヶ月で一人前になるそうです。
ちなみに、ご褒美はビスケットだけ(笑)
訓練の度によく出来たらビスケットを一枚渡して褒め、それを何度も繰り返す。
遊びを覚えてしまうと仕事をしなくなってしまうので、我々が事前に注意されたことはジョットと遊ばないでというもの。かまって欲しくて一生懸命枝を持って駆け寄ってくるジョットだけど、、
遊んであげられずにちょっぴりさみしそう・・・!
トリュフを採ったあとは、トリュフづくしのランチ。
白トリュフを一番おいしく味わえるのは、卵料理、そしてこのタリアテッレ!なんだって。
その後ドルチェにもトリュフ!!
ここまで食べると、もう・・・胃の中、口臭、全身からトリュフの香りを放っている気がしました。
この日の朝、収獲されたばかりの黒トリュフを見せてくれました。
一番高価な白トリュフ!
一度の食事でこんなにもたくさんトリュフを頂いたのは人生ではじめてでしたが‥‥、
トリュフはちょこっとだからこそありたがいものだと思いました(笑)。
人生初の貴重な経験が出来て感激でした。