フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba



今年マダムのお教室
で習ったものを私なりのアレンジを加え日本でも手軽に作れるレシピにしました。マダムは、季節にあった料理を教えてくれるので、パプリカをたっぷり使ったこちらも夏にぴったりの一皿です。


材料も味付けもシンプルですが、鶏はフォークで軽くほぐれる程やわらかく、鶏のうま味とパプリカの甘味が凝縮されたソースはとても美味しいです。フライパンひとつで作れます(*^_^*)鮮やかなソースは、パプリカとトマトの色です。






バスク地方は、スペインとフランスにまたがり、海と山の幸に恵まれているので美味しい料理がいっぱい!


今回ご紹介するのも、バスクでは定番の家庭料理でピーマンをたっぷり使うのが特徴。ピーマンと言っても、日本でいう緑の小さなピーマンじゃなくて、肉厚のパプリカを使ってくださいね。







仕上げにPiment d'Espelette(ピモン・デスプレット)という唐辛子を加えるのもポイントなんですが、


photo:05


日本ではなかなかお持ちの方もいないと思うので一味唐辛子で代用してください。マダムにならったときは、仕上げにバスク地方のハムを加えていましたが、無くても十分美味しかったので今回はより手軽に作れるように省略しました。






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バスク風鶏の煮込み  2人分




鶏もも肉・・・・・・・・大1枚(300g~)


赤・黄パプリカ・・・・各1個


玉ねぎ・・・・・・・・・・1/4個


トマト(完熟)・・・・・・大1個


白ワイン・・・・・・・・・100ml


にんにく・・・・・・・・・・1かけ


ローリエ・・・・・・・・・・2枚


塩、こしょう・・・・・・適量


一味唐辛子・・・・・小さじ1/4弱~




1.にんにく、玉ねぎはみじん切りにする。トマトは1cm角、パプリカは1.5センチ角に切る。鶏肉は4等分に切る。


2.フライパンにオリーブ油大さじ2を熱し、鶏肉を強めの中火で皮面から焼く。あまり動かさずに焼き色をつけ、両面にこんがり美味しそうな焼き色が着いたら塩、こしょうをふり取り出す(中まで火が通ってなくてOK)。


3.2のフライパンににんにくを入れてサッと炒め、香りが出たら玉ねぎ、パプリカを加えて塩、こしょうをしっかりめにふり、玉ねぎがしんなりするまで炒める。トマトを加えてサッと炒め合わせ、鶏肉を戻し入れ白ワインを回しかける。ローリエを加え、蓋をして弱めの中火で40分~50分鶏が柔らかくなるまで煮る(鶏は途中で上下をひっくり返す)。仕上げに一味唐辛子をふり、塩で味をととのえ水分を飛ばして完成。器に盛り、あれば刻んだパセリをちらす。




*鶏もも肉は大きめ4等分にカットがポイント。


大き目一枚もしくは小さ目2枚でもOKです。骨付き肉だともっと美味しいです!その場合は+10分くらい長く煮込んでください。


*鶏のうま味を移した油で、野菜を炒めます。その時高温になっているとにんにくがすぐに焦げてしまうので、鶏を出したら少しおいてからにんにくを加えてください。




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写真は作り立てで汁が多かったのですが、


後で旦那さんに出した時は、もう少し煮詰めて、仕上げにオリーブ油をかけたらもっと美味しかった。


このくらい煮詰めちゃってもOKです。



photo:06









マダムのところで習った時は、ピラフを添えて出してくれました。


骨付き肉だとよりうま味も出て美味しいですが、手軽に作るにはもも肉でも十分です(*^_^*)





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昨日UPしたとうもろこしのピュレを前菜にして、これをメインにすれば、


あっという間に簡単フランスの家庭料理でおもてなしの完成。


両方ともとてもおすすめなのでぜひ試してみてくださいねハート



今回使用しているお皿は、Astier de Villatte(アスティエ・ド・ヴィラット)です。

昨年パリで購入したんだけど、日本でも売ってるのかなぁ??右上の小さな器もアスティエ。

塩の花を意味するフルールドセル(fleur de sel)を入れて、塩味が足りなかったら食卓でお好みでどうぞ、という感じで添えてあります(*^_^*)