フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba



毎月お届けしている博多なすレシピ、今回は、これからの季節にぴったり(*^_^*)

わたしも大好きな夏野菜をたっぷり使ったラタトゥイユです。ラタトゥイユは南仏の定番家庭料理。これからの時期パリのビストロでも付け合わせとしてたくさん目にします。



カラフルな夏野菜のうまみたっぷり!その中でも私はやっぱりなすが好き!博多なすは乱切りにして、あらかじめオリーブ油のこくをまとわせ、くったり煮崩れるまで煮るのが美味しさのポイントです。


似たような料理で、イタリアにカポナータという素揚げなすを使った野菜の煮込みがあったり、つい先週訪れたバルセロナの位置するカタルーニャ地方では、なすとパプリカ、玉ねぎをまるこげになるまで焼き、皮をむいてオリーブ油、塩をふって食べるエスカリバーダが定番です。


ヨーロッパでも愛されているなすですが、やっぱり博多ナスの身と皮のやわらかさは格別です。そのまま食べてもいいし、トーストしたバケットに添えたり、焼いたお肉や魚の付け合わせとしても楽しめます。我が家もこれからの時期、何度も食卓にのぼる大好きな料理です。ぜひお試しくださいね。


ここで博多なすの特徴をおさらいです。
まず一番にあげられるのが見た目。すらっと長いスリムなボディーの長さは20センチ前後と短なすの約2倍で、食べごたえたっぷり!そして、一番驚くべきは皮と肉質の柔らかさ。サッと炒めただけでも、皮が口に残るようなことがなく、とても食べやすいのです。煮たり、揚げたりすれば、とろっととろけるような食感も楽しめますよ。さらに、博多なすはあくが少ないので、水にさらす必要もなく切ったらそのまま調理OK!これはうれしいですよね。


そのまま食べるなら大き目野菜がごろごろとしたタイプが好きですが、

メインを別にして添え物にしたい場合は、こんな風に野菜を1~1.5センチ角にして作るバージョンもおすすめです(*^_^*)わたしは使い方によって切り方を変えています。


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博多なすのラタトュイユ  作りやすい分量

博多なす・・・・・4本
トマト(完熟)・・・大2個
ズッキーニ・・・・1本
パプリカ(黄)・・1個
にんにく・・・・・・1かけ
塩、こしょう・・・・適量
オリーブ油・・・・大さじ2~3
ローリエ・・・・・・1枚



1. にんにくはみじん切りにする。博多なすはへたを落として乱切りにする。ズッキーニは1センチ厚さの輪切り、パプリカは乱切りにし、トマトは8等分のくし型に切ってから半分に切る。
2. 鍋にオリーブ油をよく熱し、博多なすの皮面を下にしてならべ、蓋をして時々かき混ぜながらなすがしんなりするまで4~5分加熱する。残りの野菜を加えてサッと炒め、塩をふる。ローリエを加え、蓋をして焦げないように時々混ぜながら約20分、弱めの中火で蒸し焼きにする。
3. 蓋を取り、水分が多いようなら煮詰めて飛ばし、塩、黒こしょうで味をととのえる。器に盛り、オリーブ油(分量外)を回しかけて完成。


※好みで、トマトは湯向きしてください。



「毎月お届けしていた博多なすレシピですが、今年は今回が最終回となります。
みなさん、お楽しみいただけたでしょうか。わたしの周りにも日に日に博多なすファンが増えて嬉しいです!ぜひスーパーなどで博多なすを見かけた際は、今後も試してみてくださいね(*^_^*)
みんなにもっともっと博多なすの美味しさが伝わりますようにハート




博多なすの詳しい情報は博多なすホームページにてチェックしてみてね。
博多なすのホームページが新しくなりました!
博多なすのことが良くわかるので、是非チェックしてみてね。
http://hakatanasu.com