こちらでの一日の過ごし方をご紹介しようと思いますスマィリー



朝の授業開始は9時30分なので、調理場まで徒歩10秒の学校に併設されているアパートで寝起きしているわたしたちはとってもラッキー!地元のみんなは車で通ってきます。



わたしは毎朝5時半に目覚ましをかけ、朝に日本から持ってきた仕事やリアルタイムで送られてくる原稿チェックなどを仕事を少々。そして、気付くと一仕事終えて二度寝していることもしばしば。笑


最初の数日間こそは、ジュリアと張り切って、朝の15分でカーヴィダンスでエクササイズをしていましたが、最近は、睡眠時間優先になってきています。体は正直です。



初日はみんなで集合して食堂で食べましたが、最近では朝ごはんは各自。

気になるイタリアの朝ごはんの定番は、オレンジジュースやミルク、コーヒーなどの飲み物と、甘いビスケットやシリアル、クロワッサンなどほとんど手間をかけない簡単なもの。

しっかり動けるように朝に糖分をたっぷり摂るそうです。


フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba

これがごく一般的な日常の朝食。

最初は朝から甘いビスケット?!

サラダとか、フルーツとか、目玉焼きとか食べたいー!と思っちゃいましたが、最近はすっかり慣れてしまい、朝はビスケットをかじってコーヒーを飲み、登校です!徒歩10秒だけど!



授業は、まず最初に全員で食堂に着席し、その日作るメニューの歴史やポイントを聞きます。

生徒の8割がイタリア人なので、シェフはイタリア語、それを英語と日本語に同時通訳してもらいます。



今回お世話になっている学校は、もともとは日本人に向けて作られたそうなので(今期はたまたま地元のイタリア人ばっかり!)、イタリア語が堪能な森田さんという女性のスタッフの方が、親切にサポートしてくださいます。とても優秀な方で、3か国語?もしくはもっとかもしれない・・・!言語を操ります。校長のジャンルーカは、歩く辞書だね、というほど。なので、授業中の言語においては全く不自由していません。

それ以外の場面での日常会話は・・・・・、何とか頑張っております!



そういえば、一昨日から韓国の方が3名追加でいらっしゃって、実にレッスン中は、イタリア語、英語、日本語、韓国語が飛び交っています。韓国から来た方々は、ソウルで大きな調理学校を経営しているそう。とても親切な方々でわたしが、世界の料理を勉強中と話したら、次はぜひソウルにと言ってくれました。人生、どこで出会いがあるかわからないものですねー。

ほんとに!韓国料理も大好きなので、それもまた楽しみです。



話がそれましたが、授業はグループに分かれて、前菜、プリモピアット(第一の皿)、セコンドピアット(第二の皿)、ドルチェ(デザート)のどれかを担当します。



Parisでの経験を経て、

レッスン中はいつもスプーンを隠し持ち、その都度の味をチェックするようにしています。

日本だと、後でみんなで食べるものだから・・・・、とかいろんな思いが巡ると、例え気になっても、先生の味見してごらんなさい~の声がかかるまでは、なかなか好き勝手に味見なんてしづらいですよね。笑


でも、こっちの人はお構いなし!気になったら指を突っ込んで即味見!笑 美味しければ、味見の粋をさらに超えてガブリなんて光景も目にします!笑 

「まじですかー?!」とちょっと驚くわたしと、そういう時に目が合うとみんな決まってウインクしてくるのはなぜ?!笑


レッスン中でも、お腹が減ったら近くにあるパンの切れ端をかじり・・・etxもよく見る光景。



そう、人の目なんて気にしない!本当に自由なんです。

タイではほとんど個人レッスンだったからよくわからないけど、Parisでの大勢の料理教室もそんな感じだったなぁ。日本がまじめすぎる?!

どちらがいいかわからないけど、この自由なゆるーい雰囲気も大好きです。


フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba


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イタリア人男性って本当に陽気でジョーク大好きなんですね。

とても手が込んだ、見た目からして甘く、ヘビーそうなお菓子のデモンストレーションを見て、

「なっっんて、ヘルシーなんだっ!」

「超簡単、これは朝ごはんに作りたいね!」

なーんて、会話をいい大人がしょっちゅうしています。

森田さんがそんな面白い会話まで逃さず丁寧に通訳してくれるので、とても楽しいです。

ジョークが飛び交うユニークなキッチンもいいもんです!




作った料理はみんなで盛り付けして、テーブルをセッティングして、長テーブルをみんなで囲み、ワインとともに試食。


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美味しい食事を楽しく頂いた後は、協力して一斉に片付けてレッスン終了。

これで、だいたい2時半前後です。


長くなってしまったので、後半は次回に続きますスマィリー