Bonjoir!
今日はこれから朝から夜まで最後の料理教室。
帰ってきて1ヶ月自分の家のように暮らしたアパートの荷造りが一晩で終わるのか・・・、かなり不安です。
でも、Blog書いちゃお。
ご紹介したいお店がまだまだいっぱいあるんだけど、まずはさかのぼってこちらのお店「TOYO」から。
デザイナー高田賢三さんの専属料理人を務めていたという、こちらのシェフの中山さん。
入り口では、高田賢三さんから送られたというインパクトのある絵が出迎えてくれます。
シックでモダンな内装。
今回こちらの訪問はまたも突然の出来事から。
高校時代、学年一と言っても過言ではないほど、女の子らしくて、華奢で、可憐で・・、そして優秀。
思い出すとそんな言葉がポンポンとあふれ出てくるようなそれはそれは可愛らしい友人がいました。
そんな彼女が料理人になる為に専門学校を出てのちにParisに渡ったということを知ったのは、だいぶ時を経てからの事だったし、話を聞いた時も、ちかちゃんがキュイジニエ(料理人)?!パティシエの間違いじゃなくて!?(イメージからすると料理よりも完全にスイーツでした。)と、耳を疑ったほどの驚き。別の友人経由で、彼女がまだParisにいるということを知り、連絡を取り、10年ぶりの再会をまさかのParisで果たすことになるなんて・・・夢にも思っていませんでした。
ドキドキの再会。
10年ぶりなのに、そこまで違和感を感じないこの心地よさは、くまおんな(わたしが通っていた埼玉県立熊谷女子高校の生徒の総称)で築いた絆のせい?
相変わらず、ふんわり女の子らしい優しい彼女は、その外見からやっぱりキュイジニエと結びつかない。
食事をするまでの1時間、Cafeでお茶をしたんだけど、多分8割がわたしから彼女への質問だった気がする。料理人になるまでの経緯、専門学校時代の話、一番聞きたかったParisでの修行の話。
学生時代に研修で行った星付きレストランから、こちらの「TOYO」や、先日2つ星を取ってからまったく予約の取れない日本人シェフ佐藤伸一さんのお店、「Passage 53」もお世話になったお店のひとつだそう。
キュイジニエ、それはそれは過酷でハードな世界。きっとわたしの想像すら及ばないと思う。
そんな厳しい世界に身を置き、それでも今目の前に座っている、相変わらず可憐でだれよりも女の子らしい彼女。このギャップと、ぶれない軸を持つその覚悟・・・、かっこよすぎて気絶しそう。
キュイジニエを目指した理由、会わなかったこの10年の流れを一通り聞いて、わたしはただただ無心で彼女の話に聞き入ることしかできなかった。
独立してから5年、アウトプットをし続けたわたしとは逆に、厳しい環境の中でインプットを続けて来た彼女。
この目に見えない果てしない差はどうしたらうまるのだろう。彼女に対して尊敬の念が高まる一方、そんな焦りの気持ちがどうにも抑えられなかった。
さすがちかちゃん、シェフの動きが見れるように、私が大好きなカウンター席を予約してくれていました。
目の前にはこれから食べられるであろう、色とりどりの新鮮食材が並ぶ。
味、素材の組み合わせ、プレゼンテーション。
日本人シェフによる繊細な職人業をカウンターに座るフランス人ムッシュたちは、熱心に見つめていました。
Restaurant TOYO
17,Rue jules chaplain 75006 PARIS
01 43 54 28 03
早めの予約がおすすめです。
このお店を訪れた瞬間、スタッフみんなが笑顔で彼女へ駆け寄ってきた。
すごく愛されている。やっぱりすべては人柄なんだ。
こんな彼女を友人に持てたこと、誇りに思います。
高校時代、互いがこんなに料理好きって知っていたら、もっともっと私たちの距離は近かっただろうね。
なんて盛り上がったけど、きっと今からでも遅くないと思う。
彼女に会って数日経った今も、あの時受けた興奮と刺激、焦る気持ちは変わらない。
でも、持ってていいんだと思った。それが私を突き動かしてくれるから。
この5年で私が得たもの。言葉では表せないけど、かけがえのない財産であることは間違いない。
少しの自信と謙虚な気持ちを持って、もっともっと頑張りたい。
そう思わせてくれた、ちかちゃんに感謝です。ありがとう。







