今日は夕方から、料理教室へ。


Parisに来て、あっという間の1週間が経ちました。これから、本腰を入れて勉強します。





フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba





今回、わたしがメインで勉強する場所は、Ritz Parisの中にある、Ecole Ritz Escoffier。


あの、リッツホテルの正面玄関から入りたいところですが、従業員も使う裏口から入ります。










Parisでの滞在期間は?とのご質問をたくさん頂きましたが、今回は1ヶ月とごく短いものです。


半年?1年?と思われた方も多いと思いますし、わたし自身も一時期はそのくらいのスパンで考えていました。でも、やはり自分の一番にやるべき仕事は日本で待っていてくれる人たちへおいしいレシピを届けることだと、考え改め、長期の休みを取るのではなく、短い期間で集中して学び、そして長い目で見て回数をこなして行こうという結論に至りました。






そんなわけで今回の短い滞在期間の中でも、伝統的かつ、現代性をうまく取り入れたお料理が学べる、こちらに決めました。










昨年、この受講を申し込んだ後に知ったんだけど、リッツ・ホテルはこの夏から2年の歳月をかけての大規模改装に取り掛かるそうで、今期を最後にお休みに入るそうなんです。


決心が数か月ずれていたら・・・ あと2年も受講できませんでした。ついてるね、わたし!






とは言え・・・、受講予定だった約半分のクラスが諸事情により、閉講が余儀なくされ、一時はショックで愕然としていました。でも、くよくよしてても仕方ないので、今日のような単発の料理教室だったり、こちらのマダムに教わる料理教室などに出来る限り参加することに切り替え!案外、一か所だけで勉強するよりこっちの方がよかったのかも!ともだいぶポジティブな発想になってきた。


ピンチはチャンスって、まさにこれだね。








そんなわけで初レッスン。たっぷり時間をつぶして5分前に到着したのに、1番乗り!笑 


日本人はいかに時間に正確か、改めて痛感。かなり張り切ってる人に見えてるよね、完全に。





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世界各国の人がいるのかな?と思いきや、多分ほとんどフランスの人。もちろん、日本人はわたしひとり。そして、マダムが多いのかと思いきや、半分が男性!みんながシェフ志望にも見えないし・・・、こっちでも自炊男子が流行っているのでしょうか?!






シェフの説明は、すべてフランス語です。


可愛い助手の女の子が、英語通訳が必要そうな人にだけ、そっとそばに来てところどころフォローしてくれます。





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せっかく勉強したフランス語、思った以上に聞き取れないや。最初の10分は結構へこみました。正直、ちょっと逃げ出したくなった。でも、焦っても仕方ない!誰も助けてはくれない!冷静になって、ところどころ入ってくるフランス語の料理単語と、英語で質問して解釈。







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一番は目からの情報。普段料理をしている経験上、シェフが何を言おうとしているのかは、なんとなーく感覚でわかるんだけど、なぜそのタイミング?なぜそのひと手間?のWhyがすぐに聞けないのがもどかしい。




それでも、助手のお姉さんと捕まえて、わからない単語は電子辞書を片手に質問。




結果、楽しい!!





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いつも自分が料理教室をやるときは、完璧な下準備と、完璧な段取りを自分自身に課していました。


生徒さんからお金を頂いてやる以上、これは絶対だと。




でも、今日のレッスンを受けて、なんかもっと、肩の力を抜いて、自由に、楽しくでいいんじゃないか!という気もしてきました。






というのも、事前に計量なんて何一つしてないし、完全にシェフの目分量(これはシェフの経験上からなせる業だから私にはまだ早いなー。それと、生徒さんはその目分量がいったいどのくらいなの?ってのが一番知りたい気もする)。シェフは定位置で教えるんじゃなくて、いろんなところを回りながらその場その場で見本を見せて生徒が真似をする。生徒は適当なところで、みんな好きに味見をしている(これは日本の料理教室ではあまり見かけない光景。よかったら、味見してみてくださいね、と一声かけてみんな控えめに味見する感じが日本。)。全員のレベルが一定以上に高いわけでもないはずだけど、それでもきちんと美味しく仕上がる!し、みんなすごく気楽に楽しんでる!っていうのを肌で感じました。




パソコンに打ちながら、回想していて気づいたんだけど、今日は約14~5人の全員分を一緒に作っていて、割と生徒の自由に進行させてくれる。でも、そういえばソースなどの味付けは全部シェフだった。だから、最終的に味にぶれがないんだ。でも、味付けはしなくとも、生徒一人一人が切ったり、焼いたり、盛りつけたりやることは盛りだくさんの3時間だったから、しっかり教わった感じもあるし、満足度も高い。そういうことなんですね。


いいところは、全部頂こうと思います。



わたしは、日本語でメモを取るのに必死でした。

走り書き過ぎて、あとでまとめるのも大変そう。





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さて、今からもらったレシピの翻訳をがんばります。徹夜だな。


こんな感じの毎日がこれから続きそうです。がんばります。