フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba-101201_203150.jpg

ボンジュール!


ただいま空港で出国待ち。雪の為飛ばないかもと心配されたけど、何とか飛びそう。よかった。



フランス滞在の最後の晩餐に選んだのは韓国料理でした。意外でしょう?でも、そもそも、今回の旅はあいちゃんの個展とこの韓国料理屋に来る為だった!と言っても過言ではありません。



今年の初めにもパリを訪れたあいちゃんに、何が美味しかった?と聞くと、『ハンリンの唐揚げ!』と即答。フランスで韓国料理?しかも唐揚げ?と半信半疑でしたが、あいちゃんを通して知り合った某アパレル会社の社長で美食家の大大大先輩も25年通い続けているとのこと。日本のファッション業界の方にもファンが多いようです。


で、それ以来、そこの唐揚げが気になって気になってしょうがなかったの!!



日本にだって美味しい唐揚げはたくさんあるし、それ程に日本人を魅了する唐揚げとはどんなものなのか?


あいちゃんに詳細を尋ねると『ビジュアルは日本みたいな唐揚げじゃなくて、衣がサクサクでねぎのタレがかかっている。』とのこと。『じゃあ、ユーリンチー(中華の唐揚げのネギソースがけ)みたいなの?』と聞くと、『それともまた違って、表現のしようがないからとにかく食べさせたい!そしてしーこちゃんに再現して欲しいの!』とのことでした。


あいちゃんとわたしは食の好みがすっごく似ていて、美味しいものを見つけるとまずあいちゃんに食べさせたい!って思うの。だからこれまでにもたくさん、お互いに美味しいものを紹介しあってきました。



そんなあいちゃんのイチ押しだから…、例えそれが遠かろうと、国境を越えようと、食べに行く気満々でした。そこにあいちゃんの個展が重なったので、中三日という強行スケジュールだったけど、迷わず飛んできました。



だいぶ前置きが長くなったけど、どーん!こちらが念願だった『ハンリン』の唐揚げです。



正直ビジュアルはあんまり…(笑)美味しさが伝わりづらいかも知れないけど、レポートします。


これで二人前。
すごい量に見えるけど、ペロッといけちゃいます。


気になる感想は…、


これを食べにまたParisに来てもいい!程の衝撃でした。何ていうか、日本では食べたことのない味なんです。はじめての味。とにかく衣はサックサク。衣にもスパイスがきいたしっかりめの味付けがされていて、さらに写真で黒っぽく写っているのが、にんにくの風味の特製のネギだれ。これが非常に中毒性の高い、日本人が好きな味だと思います。



唐揚げと聞いててっきり鶏もも肉を想像していたら、手羽先でした。粉を付けて揚げたというよりは、サっクサクの衣がしっかり付いた天ぷらのような感じ。そこにネギソースをかけるというよりはサッと和えるというかんじでした。このネギソースの量も絶妙で、たくさんかけると衣がしなしなになってしまうから、ネギソースは小量なの。醤油よりもっと濃くてコクのある味でした。



思い出したら、また食べたくなってきた。まずはあのサクサクの衣から研究しないと。ネギソースもこっちで食べるのとは一味違う、独特の味。忘れないうちにトライしなくては!



ということで、あいちゃんの展示を見て、念願の唐揚げを食し、弾丸ですが今回も充実した旅でした。



また来年、ゆっくり来たいと思います。



Parisに行く予定がある方はぜひ、『Hanlim』の唐揚げ、試してみてね!


間もなく搭乗時間。帰国して数時間後には仕事なので、時差ボケを避けるべく何とか寝なくちゃ!こっちは朝だけど(笑)


オーヴァ!