フードコーディネーターSHIORIブログ「作ってあげたい彼ごはん」by Ameba-101130_214125.jpg

ボンジュール!
パリ最終日。



今日は雪が舞っています。凍え死ぬ直前でやっとこタクシーが捕まって生き返りました。



昨日はせっかく行った雑貨屋さんが休みで今、再びひとりでリベンジしてきた!気に入ったアンティークのお皿があったんだけど、一枚にしてはなかなかいい値段だな(約六千円くらい)~と思いきや、中皿5枚、大皿1枚のセットでした。だとすると安い!でも、そんなにはいらないんだけど…と思いながらも可愛いデザインが諦め切れず購入。店員さんが英語もしゃべれたので、『明日日本に持ち帰るから厳重に包んで』と伝えると『もちろん!』の返事。が、しかし目の前では破いた雑誌を一枚挟んだだけで皿を重ねてる…。果たして無事に持ち帰えれるんでしょうか…。日本からプチプチ持参すればよかったよー。



雑貨屋の前はボンマルシェに買い物へ。ここの食品売場は、NEW YORKのDEAN&DELUCA、新宿の伊勢丹に並んでテンションが上がりました。彩りよくディスプレイされた食材や豊富な調味料を見ると、早くキッチンに立ちたくてうずうず。今回の滞在もホテルにするか、キッチン付きのアパートにするか最後まで迷ったんだけど、最終的には短期ということもあって楽チンなホテルにしてしまった。次回は、絶対アパートにしよう。(合流前のあいちゃんはアパートに滞在してたんだよ。写真で見たけどそれはそれは可愛いアパートでした)




そして昨晩は、あいちゃんのお友達でこっちでコーディネーターをやっている花恵さんとディナーをご一緒しました。花恵さんイチ押しのブルターニュ地方料理のレストラン『Chez michel』へ。



ブルターニュ地方やノルマンディ地方は大西洋に面しているから、魚介類を使った料理や乳製品を使った料理が豊富。ムール貝のワインとか、そば粉を使ったクレープ(ガレット)もブルターニュの特産品だよ。また唯一、ブトウが取れない地域だからシードル(りんご発泡酒)をよく飲むんだって。



ここでは前菜、メイン、デザートのコースを三人すべてバラバラで頼み、シェアして頂きました。海外のメニューは一皿のボリュームが多いからいろんな種類を少しずつ食べたい私にとっては食事する時の人数は多いにこしたことがありません!



英語のメニューなら単語を拾ってまだ想像がつくけれど、フランス語メニューは完全にお手上げ。花恵さんが丁寧にメニューを説明してくれて本当に助かった!調理工程が気になるメニューまでシェフに聞いてくれて本当に感謝感謝でした。



料理はデジカメに取ったから、日本に帰ってからUPするね。



写真は、唯一携帯に撮っていたデザートの『パリブレスト』。大きなリング状のシュー生地にクリームがたっぷり詰まったもの。ブレストはパリ近郊の街の名前だよ。


これは直径10センチちょいくらい。日本で食べる時は大きなサイズを切り分けて食べる機会が多かったので、可愛らしい食べ切りサイズがよかった!



そのあまりの美味しさに感動。マカロン、タルトタタン、モンブラン…etc。今回の旅では、あまり甘党ではない私ですが…せっかくだから本場のスイーツをと思って毎食後少しずつ食べるようにしています。でも、圧倒的にNo.1!!


柔らかめのシュー生地に甘すぎないアーモンドクリーム。周りに散らしてあるキャラメリゼしたナッツ?がいい食感のアクセントになっていました。見た目はかなり重そうですか、ぺろりとひとりで食べ切れちゃう程に軽いかも!



奥に写っているのが、ブルターニュ地方の伝統菓子『クンニャマン』。表面はほのかにサクッと、中はしっとりとした生地がギュッと層になっているあったかくて甘い素朴なお菓子。どこか懐かしい感じがしました。見た目はスパニッシュオムレツみたいだったよ。



最終日の今夜はずーっと前から楽しみにしていたごはんを食べに行きます!楽しみ♪♪