天然の薬と言われる脳内ホルモンについて、
特に音楽との関連性に焦点を当ててお話しします。
217人のボランティアに様々な音楽を
聞いてもらった研究によると、
特定の曲でドーパミンの放出が多く見られました。
例えば、バーバーの「弦楽のためのアダージオ」、
ドビュッシーの「月の光」、
ベートーヴェンの「交響曲第9番 第2楽章」など
がその一部です。
今日は、ベートーヴェンの「交響曲第9番 第2楽章」を聞いてみましょう。
この曲を聞くと、ドーパミンが放出され、
快感や幸福感を感じるかもしれません。
他の研究でも
「音楽鑑賞でドーパミンを誘発」
”Dopamine modulates the reward experiences elicited by music” Ferreri2019
29人の音楽好きな人たちに
自分の好きな5曲と、
研究所が選んだ10曲のポップミュージックを
聞いてもらったところ、
曲中の好きな部分や盛り上がる部分で
ドーパミンレベルが上昇したことが示されています。
好きな曲や盛り上がる曲を探すことで、
音楽の効果を最大限に活用することができます。
ぜひ、曲選びのお手伝いをさせていただきます。
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