解説者って必要なの?
って思ったことある方いらっしゃいませんか?
スポーツ中継を見ていると必ずいるのが実況者と解説者です。
ただ映像を流すだけでは伝わらないので、実況者が番組の中心的存在となり、現状を伝えるという役割を担っていることは理解できます。
では解説者はどうでしょうか。
手元の辞書では「解説」について以下のように意味が載っています。
『よくわかるように物事を分析して説明すること。また、その説明。』
これをテレビ中継の解説者に当てはめるとすると、解説者は
『よくわかるようにプレーを分析して説明する人』
となるかと思います。
なるほど、確かにその通りだ、といった感じでしょうか。
ただ、この説明の『よくわかるように』という部分がくせものです。
何について、どのように話をすれば『よくわかる』のかまでは教えてくれないのですから。
実況者は現状を伝えるという明確な役割を担っています。今起きていることを伝えるのですから、話すべき事柄が限られます。限られるということは、みなに共有されやすいということ、つまりわかりやすいということです。
それに対して解説者の役割は、プレーを分析して説明することです。分析の視点も、説明の方法もひとそれぞれ違います。解説者の数だけスポーツの見方、解釈の方法があります。
話す事柄が解説者によって変わるので、自由があるとも言えますが、話が広がりすぎてまとまらない危険性もあります。
そのせいか、プレーが行われている最中に、先週の試合の感想など中継している試合と直接的に関係ないことがよく話されます。また、解説と言いながら、見たことをそのまま言うだけ、実況者の話に乗っかるだけなんてこともあります。
そんな時、僕は「解説者って必要なの?」と感じてしまうのです。