さてこれは
まいまいず井戸
東京の羽村市の駅前に残されています。
地下水面が低い土地で水を得るための
工夫です。
まず、すり鉢状に地面を掘り、その底に井戸を作ります。
この井戸は地表面の直径は約16m
底部までの深さ4.7m
すり鉢の底部から約6mの深さの井戸が掘られています。地表からそこの井戸まで周辺を2周しながら降りて行きます。


群馬県でも笠懸町の久宮にまいまい井戸があったという伝説があります。
この地域は扇状地のため地下水脈まで20m以上あったようです。その規模を東京のまいまいず井戸と大きさを比較しながら考えると、すり鉢の地表面の直径は35mすり鉢の底まで15m。そこから5mの井戸を掘ります。すり鉢の周囲を6周しながら底に降りて水を汲みます。かなり巨大なまいまい井戸があったと推測されます。
自分の勝手な想像ですが・・・・