オリジナルは黒のボディに赤いパーツでしょうか。

ホットショットが発売されて、何でも付き！のスーパーショットで衝撃を受けホットショットからスーパーショットに改造した少年時代。

その後ホットショットⅡの発売で少しは安くはなりました。

この頃は、やはりホットショットが一番カッコイイ！！と思ってました。

しかしですよ、このBHM…カッコいいじゃないですか！！

このホットショット感の残るボディに青…見た目はリヤサスが2本ですが、この時代のマシンをリメイクしての発売…欲しくなりますね。

と、前置きはこの辺で、ホットショットとあまり違いがありませんが説明書を考察してみましょう。

引用はタミヤブログより

表紙はこの通り、横版になってます。

カッコいいです。このバギー感とゴツゴツした感じがいいですね。

どうやらフルベアではなさそうですね。

ホットショットもフルベアでありません。スーパーショットはもちろんフルベアでした。

こういったマシンといいましょうか、容易に分解することが面倒なマシンには最初からベアリングを入れて組み立てた方が賢明です。

昔はホットショットのベアリングセットで8千円くらいだったような記憶がありますが…今は物価高とはいいましても、昔よりは安く買えますね。

ギヤボックス系はホットショットと同じですね。

モーター部分ですが、これも懐かしい仕様です。

プレートの位置をずらしてピニオンの歯数を合わせるよになっています。

これがきちんと落ちないようにしないといけないんですよね～。

しかも、モーターに取り付けるビスがギヤボックスの一部に当たって閉めにくかったり（笑）

リヤダンパーステーです。

スーパーショットはFRPですかね。リヤ側にダンパーを取り付けます。ホットショットⅡではギヤボックスの内側になります。この辺も内側の方がいいような気もします。走りに影響があるのか分かりませんが（笑）

そして何といってもメンテナンス性の悪いホットショット系です。

シャーシ底のパーツです。これがシャーシ上のパーツとネジ止めされるわけです。砂が入れば反対にしてフリフリしても出てこない（笑）

結局分解するわけですが、この分解が面倒であって…

ネジの頭なめます（笑）

そしてこのシャーシ底のパーツにメカ類を詰め込むわけです。

今はいいです、ロープロサーボもあれば、小型のESCもありますので。

その昔は通常のステアリング用のサーボ、今より大きい受信機、そしてスピコン用のサーボ、更にはスピコンをこの中に入れ込んでました。

スピコン使ったことのない世代の皆さんには想像がつかないと思いますが、タミヤであれば前後3段階のスピード、発熱する抵抗があって誤って触ってしまうと火傷するみたな（笑）

入るようには設計されてますが、各メカのコードをきれいにまとめないと閉じれないみたいなこともありましたね。

ですので今はこのようにシンプルなメカ類ですのでステアリングワイパー化できるスペースはあったりします。

ここはオリジナルのホットショットⅡがどうだったわかりませんが…

ハッチ部分の形状が復刻版のホットショットと違うような気がします。Ⅱはこの形状だったのかな？

このハッチ部分は今は必要ないとは思いますが。

なぜこのハッチがあるのかというと、そうです、クリスタル交換するときに使用するためです。

今みたいに送受信機をペアリングして使う2.4GHzではなかった時代、AMとかFMとかの時代は送受信機のクリスタルの番号を交換して使ってたのですね。

ようするに、1番を誰かが使っていて、自分も1番を使うと周波数が同じになってしまいノーコンになってしまうわけです（笑）

ですので、プロポにも色の付いたリボンを付けたりして走らせてました。

なごりはまだあります、ダミーカバーもあります。

セラミックか何かの抵抗が入っていてスピコンから不要な熱を逃がすものが復刻版にも付いてます。

これは、残してあってうれしいですね。

今のマシンにはないパーツです。

フロントダンパーもホットショットは短いダンパーでした。

押したら戻りません的なダンパーです。

Ⅱでは長いダンバーに変更されています。

ブーメランもそうですね。

ダンパー自体はホットショットのダンパーでも問題ないと思います。

戻りが割る蚊たりするのはホットショットのフロントの構造が原因です。

これはノーマルではしっかり組み立てても動きが渋くなります。

根本的な原因はステアリング周りです。

これをワイパー化すると動きがスムーズになり押したら戻るが当たり前のようになります。

これも自分でワイパー化して初めて分かったことですが、構造的なものが干渉して動きが悪くなってたのだろうと。

Ⅱにはアンダーガードが付いてます。

これも嬉しいですね。

ホットショットの場合は底面はむき出しとなります。

モーター部もバッテリー部も。

ホットショット、スーパーショットは長いアンダーガードがありました。付けてますけど（笑）

違いは少ないようで、あったりしますが、特に見た目的にダンパーが違います。

果たしてこのシリーズの中でスーパーショットが一番よく走るかというとそうでもありません。

ホットショットに豪華パーツを取り付けただけと言ってしまえばそうなります。重量も重いですし。

そう考えるとブーメランのステアリング周り、整備性の良さ、軽さ、ビッグウィッグのようなステアリング周り、防塵性、8.4Vバッテリーのようなマシンの方が走ると思います。

しかし、この復刻版の良さはそういったことではなく、そのまま当時のマシンを走らせることができる！！ってことですね。

当然、ラジコン、復刻版場好きな方は分かっていることですので、「走らない」「曲がらない」「止まらない」は当たり前（笑）

私の中では懐かしみつつ、今なら出来ることをやってみるベースとなっています。

欲しくなりますね～。

取説シリーズ ホットショットⅡ

取説シリーズ　ホットショットⅡ