中国空母003福建号が発進
福建号に核融合炉搭載?
5月1日、中国のメーデーに合わせて、三艘目の中国空母となる福建号が試験航海に出発し、動力などが話題となっている。
遼寧号と山東号がウクライナから導入したスキージャンプ方式だったのに対し、福建号はフラットな甲板の米軍空母がモデルだ。
世界最大の米軍空母ジェラルド・フォードに次ぐ大きさで、電磁カタパルトを搭載しており、BYDの充電池が使われている。
推進動力が公開されていないが、核融合炉と石炭燃料のハイブリッドエンジンとの噂があり、核融合炉搭載なら世界初となる。
ただ、電磁カタパルトは電力消費が莫大で、核融合炉は発電のために使用されることが想定され、メインの動力源ではないという。
大連では四艘目の空母建造が開始され、江南造船所では五艘目を建造中で、中国空母の拡充が急速に進んでいる。
野崎晃市(49)