ごく一般に街を探せば武道、武術の看板を掲げる道場を目にする。私の住むこのオーストラリアの街にも沢山の武術、武道の道場、ジムなどがあり毎日多くの人たちが汗を流してる。その中の多くがセルフディフェンスや護身術として学ばれている。この暴力犯罪が頻繁に起こる現代の世の中では当然の成り行きだと思う。だが私が知っている範囲、こうした武道、武術の道場に行っても決してこうした暴力犯罪に対応できないしできるわけがない。その原因は沢山あるだろうがその中の
一つにまず指導者の実戦経験の不足
にある。彼らは大抵、道場の中で学んだ道場だけで通用するテクニックを教える。彼らは何の疑いも無くそれを教える。彼らの実戦経験とは大抵が大会や競技を指すものであって冷たい現実の事ではない。語り出すときりがないが問題は指導する人間があまりにも実戦経験が無いために実戦での技や心構えなどは憶測や想像の範疇を出ない。そんな事を平気で看板まで出してお金を取って教えている。このことを武道の世界にいる人間は良く考えてみてほしい。私はその事が長い間とても気になっていた 。その解決策として私はセキュリティーの世界に飛び込んだ。そこで私は実戦と言うものを甘く考えていた事を思い知らされた。今現在、私はセキュリティーで得た経験を自分の武術にフィードバックさせて稽古している。それが私には一番納得の行く稽古法だと思う。