今回このページを読んでいるということは、あなたは今何らかの形で正拳突きが上手くいっていないということでしょう。

 

既にこんな経験をされていたら今日、この記事を最後まで読むことであなたの試合は大きく変化すると言っても過言ではありません。

 

あなたはこんな経験をしたことはありませんか?

 

「試合で良い技が出せません」

 

「突きを出す時に力んでしまい相手に突きがばれてしまいます」

 

「すぐに突きをはらわれてしまうんですよね」と。

 

こんな経験を既にしていたらこの先読まないとあなたは損をします。

 

損をしてもいいならこの先は読まないでください。

 

しかし、この記事を最後まで読むことであなたは

今の組手試合を改善してライバルに勝てるようになり、

あるいは全国大会に出て勝てるようになります。

 

あなたの願いは現実になります。

 

とは言っても、正拳はシンプルですが、非常に難しい空手の極意でもあります。

 

誰でも簡単に出来るように見えますが、

実は上級者でも正しい正拳突きができていない人が凄く多いです。

 

正しい正拳突きができていないまま組手をすると、骨折をしたりする可能性もあります。

 

組手試合で拳の握りが出来ていなくて骨折したと話したら恥ずかしいですよね・・・

 

こうならないでいいように、早いうちから正拳突きの練習をして上達させ怪我の予防にも繋げましょう。

 

1.正拳の握り方

 

まずは、正拳突きを上達させるためには、正しい拳の握り方の練習から始めます。

 

①小指から順番に薬指、中指、人差し指と折り曲げて拳を作ります。

 

②最後に親指を折り曲げた指の上にかけて、親指の力で握りこみます。

 

③親指はできるだけ小指側に寝かせます。

 

親指が小指側から遠いと、道着に引っかかってしまったりして骨折にも繋がります。

 

④手首は若干下向きにして、拳骨が前に出る様にします。

 

これが、正しい正拳突きの作り方になります。

 

ここで今すぐ正拳突きを作ってみましょう。

 

どうですか??

あなたの正拳突きは正しくできていましたでしょうか?

 

もう一つ覚えていて欲しい言葉があります。

 

それは、間違った拳の握り方をしたものを軟拳(なんけん)と呼びます。

 

この軟拳(なんけん)とういう言葉を知らない選手は多いので

軟拳(なんけん)を覚えておくと

『こいつはできるぞ』と師範からの株が上がります。

 

なのでしっかり軟拳(なんけん)は覚えておいてください。

 

突きは、人差し指と中指の拳骨で打ちます。

この写真の赤丸の部分で突きます。

これで、突きにモーションがついたり、軽い突きは改善されます。

 

正しい正拳突きを身に着けることができたなら次はこれです。

2.正拳を鍛える練習方法とは?

人の拳は小さな骨の集まりで、本来とても弱くて、打ちどころが悪いと皮がむけたりもします。

 

しかし、人間の骨は衝撃を加えられると骨の密着度が増して強くなる性質を持っています。

 

実際に、先生の拳骨や脛を触ればとても堅いのが分かると思うので

いつか先生に「拳を触らせて下さい」とお願いしてみて下さい。

 

びっくりするほど堅いと思います。

 

拳骨を鍛え方は1つしかありません。

 

叩いて衝撃をひたすら与えることです。

 

では、何を叩いて練習をするのが一番よいのでしょうか?

 

1.巻き藁

巻き藁を突く練習は空手では昔の練習方法であり一般的なものです。

 

よく拳ダコを作って強くなったと思う人がいますが、

拳ダコは鍛錬の結果できるのであって、拳ダコがあるから正拳が強いわけでもありません。

 

拳ダコは単に皮が堅くなったものであり、拳ダコがあるからといって突きの威力が増すわけではありません。

巻き藁突く意味としましては、拳骨を鍛えるというよりは手首の関節などを突きの衝撃から守るために強くするために行う練習方法なのです。

 

とは言っても巻き藁を家に作っていても近所迷惑になるし、置く場所がないという相談をよく受けますが

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2.砂袋

現在は巻き藁より主流になりつつあります。

 

砂袋は拳骨の骨の密度を増すために叩くものです。

 

「拳を鍛えるならもっと堅い、コンクリートなどを叩いたほうが鍛えられるのでは?」と疑問に思うかと思います。

 

が、この砂袋はある程度の柔らかさがあるため、骨の内部まで衝撃が来るので骨を鍛えるのに適しているわけなのです

 

どんなに強い選手がコンクリートを思いっきり叩いても骨折をしてしまいます。

 

そもそも鍛え方が違うのでもし友達から

「空手って瓦割りやコンクリートをくだけるんでしょう」と聞かれたも

 

伝統空手にはそもそも瓦割りやコンクリートを殴る方法はないのでしっかりと

「できない」と伝えましょう。

 

もし調子に乗ってかっこいいところ見せると・・・

 

「・・・」はご想像にお任せをします。

 

始めて砂袋を拳や脛で叩いていると、叩いた部分が真っ赤になり皮がむけてしまうかもしれません。

 

赤くなった場合は、内出血を起こしているので、通常はこの内出血は問題ではありません。

 

しかし、度を超えてやり過ぎると肝臓にも悪いので、度を超え過ぎないようにしてください。

3.その他堅いもの

ミットやサンドバックを突く。

 

この方法は毎日の道場や部活で取り入れている練習方法だと思います。

 

しかし、ミットはデメリットが一つだけあります。

それは一人では練習ができないということです。

 

サンドバックは吊るしておけばいつでもできるので

自主練にも応用が出来ます。

 

でも一番大切なのは、

動いた標的を相手にする練習を怠らないことです。

 

巻き藁などを拳で破壊できる様になって自信がついても、

実戦で動く人間相手となると全然突きが効かない、なんて良くある話です。

 

動かないものを叩くのと、動きながら動くものを叩くのは間合いも全く違うし

動くものはしっかりと定めることが出来ません。

 

なので、動きながら攻撃をする練習のために、

ボクシング選手はわざわざ走りながらシャドーボクシングをしているそうです。

 

ボクシングの練習方法は空手にも通用するので是非参考にしてみて下さい。

 

組手の練習を怠らず、動く相手に突きを効かせることのできる本物の正拳を作れるように上達してください。

 

ここまで読んで下さりありがとうございました

良かったらコメントでも宜しくお願いします。