「どうすれば運が良くなるのか」というお話です。

どうやら、運を良くする秘訣は「徳」にあるようです。

以下のお話をどうぞ。


_______


人は徳に生きることが大切です。徳とは返す力とされています。

これは孟子の言葉です。「君子自反」、徳の高い人ほど返してあげようという気持ちが高いのです。

受けた恩を大切にし、人や社会に返す力が徳です。自分のためだけに生きるのは、心の小さな生き方です。考えの中に自分のことしかないからです。

できるだけ多くの人たちの役に立つ生き方がしたい。自分の身の回りの人たちを幸せにしたい。そういう心の思いの大きさが、志の大きさにつながります。

人は自分一人の力では生きられません。周りの人のおかげで自分があるのです。そのお返しとして、自分が役立ちたいと思う心が、徳につながり、志につながります。

徳とは何でしょう。

人のことを思いやって行動することを徳といいます。徳とは人間性です。

人間として大切な四つの要素があります。四つの要素とは徳性、知能、技能、習慣の四つです。

徳性とは心の明るさ、清さ、人を愛する、助ける、人に尽くす、恩を知る、恩に報いる、正直、勇気、忍耐といった豊かな心の働きをいいます。

この反対を考えれば、人間がどんなものになるかを考えてみましょう。

明るくない、暗い、清くない、汚れている、人を愛する心がない、人を助けようとしない、人に尽くす気持ちがない、という人間像が考えられます。

そのような人たちでいっぱいの社会だったらあなたはそこに住む気がしますか?そのように考えると、徳がどんなに大切なものかわかるでしょう。

徳こそ人間性そのものです。徳を磨く生き方をするのが人間としていちばん大切なのです。

人は誰でも自分の運が良くなり、自分のすることが成功することを望みます。

ではどうすれば運が良くなるのでしょうか。

運の源は徳なのです。人に尽くすことによってその人の運が良くなります。人を幸せにすることによって、自分が幸せになり、運が良くなるのです。

人を幸せにし、自分を幸せにすることで徳が積めるのです。

天は、その人に、その学び身につけた徳に応じた力を、必要な時に与えてくれるのです。

(「夢を叶える人の人間学」七田眞 著 / 七田厚 監修 / Wonder Noteより)

_______

徳を積むことによって、運が良くなるのでしょうね。

以前「読書のすすめ」清水店長に教えて頂いたお話をご紹介させていただきます。

_______

江戸時代のお話です。

ある所に、お金に困っている男がいました。

どうしてもお金に困っていたので、親友の男に貸してもらおうと、意を決してその親友の家に行きました。

しかしいざ行ってみると、中々お金のことを言い出せずに時間だけが過ぎました。

帰り際、とうとう「お金を貸してくれ」と言えなかった男は、親友の家を出ます。

すると、家の中から男が出てきてこう言いました。

「夜もふけ、今日は寒いから、これを着ていきな」

「いやいや、これぐらいの寒さは大丈夫だよ」

「いいから着て帰れって」

そう言って上着を持たせてくれました。

帰り道、寒くて上着の袖に手を入れると、

そこにはお金が入っていました。

上着の暖かさと、人の温かさに、ハラハラと涙が流れてきたそうです。

_______

粋です!!

こんな粋な男で有りたいと思います!

感じとれる人、

相手のことを想える人、

人知れず徳を積む人、

それをひけらかさない人、

粋な男でありたいと強く思います!!

誰も見ていない所でも、徳を積める人でありたいですね♪


※魂が震える話より

手塚治虫という人がいました。

漫画の天才です。

62歳で亡くなりました。

池田師範付属小学校というエリートの通う
学校の生徒だったのですが、
生徒もエリート、先生もエリートです。

あるとき授業中に、
治ちゃん(本名は「治」)がノートに漫画を
描いていました。

すると先生が見咎(みとが)めたのです。

「授業中に漫画を描いているとはなにごとだ」と。

当時は漫画は市民権を得ていませんから、怒られました。

そしてお母さんが呼び出しを受けました。

お母さんは帰ってきて、

「治ちゃん、今日学校から呼び出されて、
先生に言われたんだけど、授業中に漫画を
描いていたんですって?」

「うん、描いていたよ」

「どんな漫画を描いていたのか、
ちょっと見せてちょうだい」

「いいよ」

と持ってきた漫画を母親は何も言わずに、
1ページ目から読み始めます。

そして、終わりまで読んで、パタッと閉じた。

そこで、

「治ちゃん、この漫画はとてもおもしろい。

お母さんはあなたの漫画の、世界で第一号の
ファンになりました。

これからお母さんのために、おもしろい漫画を
たくさん描いてください」

と言った。

天才手塚治虫が誕生した瞬間です。

普通の親なら「何やってんのよ、あんたは」と怒ります。

しかし、手塚治虫のお母さんは違いました。

描いた漫画を誉めてやることで、
子どもの才能を引き出したのです。

子どもは、伸びていきたい方向に伸ばしてやればいい。

逆にいえば、伸びたい方向に伸びていくのを
邪魔しないことです。

母親の力は偉大です。

エジソン、アンデルセン、野口英雄、吉田松陰、
そして、手塚治虫、

それらの偉人たちには、素晴らしい母親がいました。

それは、

「今のあなたのままでいいのよ」

という母親の絶対肯定の愛情があったのです。

絶対肯定の愛は、見返りを求めず、損得もありません。

長所をみつめ、美点を伸ばす、愛の言葉を発したいですね。

アメリカの青年たちよ
東洋には素晴らしい国がある

それは日本だ

日本には君たちが想像もつかない立派な青年がいる

ああいう青年がいたら
やがて日本は世界の盟主になるに違いない
奮起しろ!

硫黄島での戦いの時に第五艦隊司令長官として
アメリカ漢軍を指揮した
レイモンド・A・スプルーアンス海軍大将の言葉です。

彼は戦後、この言葉を伝えるべく全米各地を
公演して周りました

彼が、このように日本の事を言うようになったのは
次のようなエピソードがあったからです。

一ヶ月近く激戦を繰り広げ
多大な犠牲者を出して
アメリカ軍が硫黄島を占領した
あくる日のことです。

岩山の穴の中から負傷した日本の陸軍少佐が
降伏のしるしのハンカチを持って出て来た。

彼は

「司令官はいないか。
 穴の中には 有能な30名の青年達が残っている。
彼らを日本のため世界のために生かしてやりたい。
私を殺して彼らを助けてくれ。」

と言いました。

少佐を引退したスプルーアンスが
「お前も部下達も助けてやろう」
というと、彼は

「サンキュー」
と言って絶命しました。

その後、アメリカ軍は、青年たちが残っている
穴の中に煙草や缶詰を投げ入れたりして
残された青年たちに穴から出てくるように
勧告をしますが
彼らはそれに応じず抵抗を続けました。

数ヶ月の抵抗の末、やがて何名かが餓死し
最後の残された者たちは
手榴弾で自決して果てました。

その爆発がした時に
スプルーアンス司令官が穴の所に飛んで行くと
穴の入り口に英語と日本語で書かれた
手紙が置かれていました。

「閣下の私たちに対するご親切なご厚意
誠に感謝感激に堪えません。

閣下より戴きました煙草も肉の缶詰も皆で
有難く頂戴いたしました。

お勧めによる降伏の儀は、
日本武士道の習いとして応ずることができません。

最早(もはや)水もなく食もなければ
十三日午前四時を期して
全員自決して天国に参ります。

終わりに貴軍の武運長久を祈って
筆を止めます。」

旧日本兵2万2000人が戦死。
今だ1万3000人あまりの遺骨が
見つかっていない。

昭和二十五年五月十三日
日本陸軍中尉  浅田真二
米軍司令官スプルーアンス大将殿

ー祖国と青年 平成7年6月号

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

将来ある多くの若者たちが自らの命を
絶ったことはまことに残念で悲惨なこと。

当時の戦時教育の基では自決は仕方ないこと
とはいえ、その苦しみは想像さえ出来ません。

その上に、敵軍にさえ厚意へのお礼の手紙を
残していたこと・・・・

その崇高で気高い精神は、想像もつきません。

彼らの精神を受け継ぐ日本人として
私たちは何をするべきなのか
真剣に考えなければならないでしょう。

戦争の悲惨さ。そして私たち日本人の生き様を
一人でも多くの人に考えて頂きたいと思います。