先月、スペイン人ヒーラーのハビエルさんのヒーリングを受け、
圧倒的な平和の境地を味わった後から、
私の中にある単語がちらついていました。
三昧(さんまい)とか、サマーディ―という言葉がひらめくのですが、
そんなに東洋思想に詳しいわけではないので、
どんな意味だったろうかと思っていました。
後で調べてみると、
精神集中が深まりきった状態のことで、
細かく分けるとサマーディ―には9段階あるようです。
アートマン(真我)とブラーフマン(宇宙の根本原理)の合一、
梵我一如ということと、大まかにいえば同じなのかなと思います。
自他の区別がなくなった境地ということですね。
ハビエルさんのヒーリングでは、
一言もそんなワードが出てきません。
言葉よりもむしろ、体感することに重きを置いている感じがしました。
それなのに、東洋哲学的なワードが降ってきたのが
おもしろいなと思いました。
そして、今回のインドの聖人・ババジにつながる共同探索。
なんだか、見事な流れだなあと思ってしまいました。
これも、ハビエルさんのおっしゃっていたヒーリングのギフトかな
何か導きのようなものを感じます
サマーディ―。
揺るぎない心。
すべてが一つで、平和な境地。
ここで大変重要なことは、
サマーディーは言葉で語れるものではないということ。
『“サマーディ”を知る者は“サマーディ”を語らず、
“サマーディ” を語る者は“サマーディ”を知らず』
という言葉があるそうです。
至高体験をしてしまうと、
自己に充足して世界との関係性を切り離してしまったり、
悟りを得たと増上慢になってしまったりするかもしれません。
東洋思想では必ずそういった危険性への戒めがありますね。
一番大事なこと、
真理の神髄は言葉にできないものなのかもしれません。
この一連のインスピレーションから、
なにかとても大切なことを学ぶよう促されている気がしました
理解を深めなさい、と示されているみたい。
ババジの存在を広く知らしめた本とされている、
パラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」を
読んでみようかなと思いました