この世界のどこか……PIGUという国があった。これはそこに暮らす仲間達の物語。
やあ、俺は樺蓮。真正の♂であるが、名前は妙に女っぽいのが特徴。そして赤服に忍者っぽい格好が特徴のダニー。何故名前がダニーかは誰も知らない。俺の良き友達だ。
「よぉ、遊びに来たぜー」
と、ダニーが今日もやってきた。
「やぁ、よくきたね!」
と俺もいつものように返す。
前から思ったんだけど、ピグたちってみんな土足で上がりこんでいるよね。
「……なぁ、樺蓮。コレ、何?」
「んぁ、それ?」
ダニーは俺の作った作品に目を奪われているようだな!
「それは俺が作った芸術作品! やっぱ芸術の秋だしねー!」
「ふーん」
なんだかじとっとした目で俺の作品を見るダニー。
嗚呼、きっとこの子は常人と神経の繋がり方が違うんだ。
一体コレをどう見たらカプリコに見えるのだというのだろう。俺は何故か涙が出た。
さておき、秋といって芸術以外に思いつくものは?
食欲!!
一文無しなのにもかかわらずフカヒレという人類の宝を注文。
しかし、店のおねーさんは俺が金を持っていないのを見破ったのか、フカヒレをもってこなかった!!
ちょっとこの店、ひどくない??
だったらフカヒレもってこい!!
秋っつーのは疲れるのね!





