なかなかブログを疎かにしてしまっている。。やはり私はマメではない。。なんて言い訳をしていないで頑張るぞ。。



6/7の話。ツアー7日目の朝は宇都宮駅で、レンタカーを借りました。

ツアー始まって以来初めてのレンタカー!!!

何故レンタカーにお世話にならなければいけなかったかというと、話せば長くなるんやけど、短く言うと、送迎車の時間がもう公演中の、


ここへ行きたかったからです………。
開演1時に対し、氏家駅送迎車の時間は2時という。チーン
宇都宮から南平台は、40分くらいだったかな。このホテルに着くまでにンマーーーー急な坂道!車がブォングォン音を成して壊れてしまうのではないか、このまま後ろに下がったらどうしよう!?と、運転しながら極めて意味のない全力前のめりで(体重を少しでも)頑張りました。
とっても怖かった…。


で、車から降りてとことこ歩いていると、みなみ座こっちやでーの看板。ホテルの中に入っているのだと思いきや、別館の様子。


なんとまぁ風情がありますね。………アレか? 


うおおおお、なんかすごい


入り口を抜けると、広々とした、
お空とのコントラストが素晴らしい………のは分かるけどほんとに劇場あるの?


でででん!普通やった!←コラ


さっきまでの不安はどこへやら、劇場の中はとても劇場らしくて、ホッとしました。ウシシ←久しぶりの登場

券売機で券を買ういます。ホテルに泊まる人は3番、私は泊まらず予約もしていないので1番。


気になった、ロビーの張り出し。



最後の「10秒ルールで」が意味深です。

中に入ると、後ろにいるのは、八百屋さん…!?
フルーツをカット売りしていたり、お土産?で売られていました。観劇のお供はフルーツなのね…もぐもぐ


とっても賑わう劇場内。団体さんが何組か入っていて、ものすんごく賑やか、本当に賑やかだった!


おじいちゃんおばあちゃんが御集り遊ばせる中ですごく視線の集まるわたくし…笑い泣き最年少記録更新か…!(何を持って判定してるのか)


しかもこんな前方の席へズカズカと入っていくもんだから…。
机にも張り紙があるように、こちらは、別途500円で座れる特別席。高!!と思いながらもせっかくなので座りました。観やすかった。


劇場の名物おじちゃん(左)と座長さん(右)のじゃんけん大会!じゃんけんに勝つと、劇場と劇団から素敵なプレゼントが♪
このおじちゃんがなんせプロフェッショナルでびっくりしました。開演前、「机に向かって座ってる方ね、お芝居観る時、首横にして観るんですか!これが、いらっしゃるんですよね!首痛いよ!?身体ごと前を向いて下さいね!はい!前へならえ!」

遠足の日の先生や…



南平台温泉ホテル みなみ座さん、平日は昼の部のみの一回公演。一見劇団のこの日のお芝居は、「浅草三兄弟」。(さらっといきたい)

血の繋がりはないが本当の兄弟のように育ってきた三人。一番下の弟吉松(大弥花形)は、老舗の店の旦那の財布に手を掛けたが、すぐにバレてしまう。旦那は役人には突き出さず情けをかけ財布を吉松に渡す。
人の温情に触れ、盗みの稼業を続ける己に嫌気がさした吉松は、足を洗って堅気になりたいと一番上の兄 橘金五郎(好太郎座長)に話をするが短気な兄はそんな話を許しはしない…。そこに真ん中の兄 半次(竜也座長)が手を差し伸べ、吉松は念願だった堅気の道へ…。
三年が経ち、店の旦那に認めてもらい婿養子になった吉松の元へ、上の兄 橘が訪れてくる。



「お前の姿を見たら俺も堅気になろうと思う 、腕には自信があるから道場を開いて子どもたちに剣術を教えてやろうか…」と話すが、しかしそれには先立つものが必要だと、吉松は兄の話に喜び心を込めて一両の金を渡すがそんなはした金欲しさに来たわけじゃない、じゃあいくらいるんだと聞けば一箱千両の大金。

無理だと断れば、旦那とお嬢さんにお前の過去の素性をバラそうか今日は風が強いから風上に火でも放とうかと無理難題。結局、吉松は千両を持っていく約束をしてしまう。


「こちらを立てればあちらが立たず、あちらを立てればこちらが立たず。おいらもう、取るべき道が分からねぇ……!」嘆き崩れる吉松。(←この時の大弥花形がとても良かった。華奢な身体と振り絞ったような声が、可哀想に…と情が移る…)

そんな時、真ん中の兄が訪れる。きっと堅気姿が板についた立派な男になっているのだろうと、会ってみたなら様子がおかしい。兄に迷惑はかけたくなかった吉松だったが、事情を話すと半次は橘に話をつけると店を出た。そのあと店の旦那が吉松に聞いてほしい話があると言ってきた。



「蔵の掃除をしていたら一冊の本が出て来ました。「草双紙」の物語、途中まで読んだから聞いてもらいたい。…あるところに三兄弟がいて血の繋がりはないがともに育った、いわば義理の兄弟だ」話を聞いているうちに胸騒ぎがしてくる。
「千両出すか命をかけるか、貴方がこの弟の立場だったらどうする。」…「私なら千両出します。お金は働けば返ってくるが命は帰ってこない。命あっての物種、大切にしなさい。この家の主人になる貴方に鍵を預けます。まず先に蔵の鍵だけ先に…」
自分のためにここまで想って動いてくれる旦那に心打たれる吉松だったが、陰で話を聞いていた半次は「橘は千両ぽっちの金では満足しない、二千三千と言ってくる。松吉とこの一家は俺が守る」と誓う。(←この、一つの問題に対して登場人物があらゆる感情を抱いている状況を、すぐつかみ取れるから生の舞台は良いなぁと思う)

最後は、半次が橘を滅多斬りにして、また旅に出て行くというものなのだけれど…。


大弥花形の(いい意味で)一目では強くない印象が、末っ子で気弱な吉松の人物像を滲み出していて、思わず、親身になってあげたい!気持ちにさせてくれる…自然体なお芝居でした。
あと私は多分、後にも先にもこのお芝居で、お店の旦那さん大活躍!を観たことがない。ラストも違ったり、三兄弟のどの人物を主役にするかなど、劇団によって違うようで面白い。

舞踊ショーでは、団体のお客様にはレイがすごく好評で、「なんせ買いたい人」とか「買った瞬間渡す人」とか「自分の首にかける人」でごった返し。もちろん声出して笑っちゃいましたゲラゲラ


みなみ座に限らずですがセンターさんのお客さんは楽しい!楽しみ方が劇場のお客さんとはちょっと違うけれどお品の良い盛り上がりは、劇団さんも楽しそうだからガチ勢の私も楽しい…にやり

公演が終わり、車で再び急な坂道を下って(こっちも怖かった)、次に向かったのは、ホテルおおるりさん。
翌朝の湯けむり会館が10:10開演と、とても早いので前泊です。って、この話はまた次回しま〜〜す!(次回っていつーー!?)