今回、一人観劇ツアーがいよいよ始まるぞという直前に、3代目鹿島順一座長の訃報を受けました。私はその週、初日に桃の湯でお会いするはずだったのです…。
私と同い年の、26歳で遠い旅に出た3代目座長。舞台を観たことはなかったですが、あと少しで会えたのに…と、とてもとてもショックでした。6月初日は桃の湯へ行くことは以前から決まっていたし、偶然とは言え正直「楽しみ」には行けませんでした。
私は一体どうしたら良いんだ〜辛い悲しい思いをするだけではないだろうか〜何か役割がある気がするのだけど気付けない…なんだなんだ……と一人悶々と考えながら…
まぁもう来るしかない。現実よ………。
初日は、まだ九州から2代目鹿島座長が来られていない ということもあってか、ポスターは3代目樋口座長のみでした。
突然のことで公演の体制を整えるのは大変だっただろうなぁ…とこの張り出しでお察しします。
お外題。
タペストリーって豪華ですね!バックの鶴もいい感じ。他のタペストリーも見てみたい。
茶店の長イスは二つくっつけて、超ロングイス…!通常は一つで十分ですが、二つでちょうど良い広さでした。口上挨拶では、樋口座長もセンターでこんなしっかりした舞台はなかなかないよと嬉しそうに話されていました。

お芝居「雪の渡り鳥 鯉名の銀平」は、3代目樋口座長の師匠に当たる2代目座長から受け継いだものだそう。
初代、2代目と合わせて100年もの歴史のある劇団さんと聞いて胸が熱くなりました。
このお芝居で一番印象に残っている場面は、
座長演じる銀平が、帆立一家に今乗り込みに行こうと家を飛び出し、支度をしようと刀の下緒に手をかけた時…ふと、動きが止まります。
スッと刀を抜き、入り口にかけてある縄暖簾の一本を切ると、その一本の縄目を使って裾をたすき掛けに…これで支度が整った銀平は、戦いの目へと変わるのです。
ここがもうめっちゃくっちゃかっこよかったです!!!
あの場面をもう一度って感じ…。
ラストは、降りしきる大雪の中、銀平が思いにふける表情でその場を後にするのだけど、何せ大雪。三度笠に雪モリモリ。
舞台を降り、そのまま客席を抜けて行って終わるのかと思いきや、片手を三度笠に添えてガッと傾けモリモリの雪、
下にドッ!!!!
これには客席みんなウケてました。
最後までやられた!!!そうして、雪を散らしながら、銀平は去って行くのでした……。
ほほほほほ(笑)
この残る雪の跡がなんとも、ええなぁ〜粋だな〜。ヒュ〜〜。
このあと、隣の席に来た3歳くらいのお嬢ちゃん、おばあちゃんに「これなぁに?」と拾っていました。
おばあちゃん「んーおしばいでね、パラパラってふってた、ゆき。こりゃー、そうじがたいへんだねぇ。」
(………本当だねぇ。。)
座長曰く、お師匠さんがちょっとおもしろい演出をするのが好きな方だったそうです。
お芝居好きの方には喜んでもらえるのでは〜と、お話しされていました。
関西にはあまり乗らないそうですが、一番近くて10月辺りに城崎って言ってたかな…。もっと色々なお芝居が観たいです。ここから舞踊ショー!さらっと行くぞ。笑
3代目樋口次郎座長、一曲の終わりには必ず弾けてみせるのがお決まり。このショットはその場面ではないんだけど(笑)、一瞬すぎて撮れなかったのでイメージ図。(笑)
もちろん役柄もあってでしょうけれど、お芝居はお固そうな印象でしたが、舞踊のお姿がきっとありのままに近いのでしょうね。めちゃくちゃ弾けまくりの方でした
(突然の顔文字)(忘れてた)
とってもとってもお優しい雰囲気の方でした。
舞台に立ってお芝居をして、笑っておられる姿に、悲しい影を見せないプロの役者さんです。頭が上がりません…。悪役迫力ありました。
余談ですが、送り出しでは私に三陸鉄道をお勧めして下さりました
それから観劇の旅すごいですねって。嬉しかったです
雷鉄命さん(2代目鹿島順一劇団)
13歳との事ですが、嘘だと思ってます
なんだこの落ち着き。アドリブの咄嗟の返し!す、末恐ろしい…!
体格も良くてお背も高くて、台詞の言い回しもお上手でした。しゅごい…。
風吹千春さん。(3代目樋口次郎一座)(右)
笑顔の素敵な女優さん。癒されました
お芝居のお声も可愛らしかった。私より年下かなぁかわいいし…と思ってましたが、まさかのお姉さんのどんでん返しに悲鳴。でも、希望が持てます…未来に…。(笑)
光條優貴さん。(3代目樋口次郎座長)(左)
お芝居では立ち役だったのですが、男の子かと思って観てました。途中でアレ?とややこしくなってきて、このドレス姿で確信
立ち役がハマる女優さんというのはお芝居の幅が広くて役者さんとしてはパーフェクトですよねーーー!!!!
(必死)(ごめんなさい)
舞踊家の方だそうですが、そうでしょうねぇ!!!!???と、奮い立つほど完璧な、日本舞踊のお手本をみせていただきました。
あぁ…語弊があったかも知れません。大衆演劇の世界では、舞踊ショーは何でもありというのは変ですが、色んな表現があっていいところです。ポップス、クラシック、ロック、色々なジャンルの音楽で様々な踊りやダンスを見せてくれますが、演歌に合わせる日本舞踊とはこれなのか…と原点を確認したような気持ちでした。
特に長篇歌謡浪曲が素晴らしかった。というか魂震えたよ…
また観たいなぁ〜〜〜〜舞踊家さんってどこにいるのかなぁ〜〜〜〜
かわいらしい系統のお顔をされてるけれど、かわい〜とかそんなんちゃうねん………
軸のぶれない姿勢とか腰の落とし方とか、手が3本あるのかな?あ、なんや扇子やんってくらいの扇子と身体の一体感…!いやもうそんなん惚れてまうやろー

!!!!
あほなこと言うてやんと(いつの間に関西弁)
送り出し。
菊さん目瞑ってるのごめんなさい
なんだかんだと言いながらモヤモヤしつつ行きましたが、
結局、
めっちゃ楽しかった!!!!!
出来ねぇ…私一人行ったところでなんの力にもなんねぇし何も出来ねぇ…つれぇ…つれぇよぉ…と思っていたけれど
ただいつも通り初日公演をめちゃくちゃ楽しむ、それを役者さんたちに伝える、またツイッターなりブログで行けなかった方たちに伝えれば、それでいいんじゃないかなって、送り出しが終わったあとに何かを掴んだような気持ちになりました。
皆さんにとっても3代目鹿島順一座長にとっても大切な初日公演を、行ってきたー楽しかったーなんてサラリと書けなかった。5日もかかりましたが…ごめんなさいです…。
(最後に小文字で3代目鹿島座長〜私もお芝居が好きなので是非お芝居を観てそれから同い年トークに花を咲かせたかったです〜それから安心なさって下さい大切な座員さん方の一生懸命なお姿、とっても輝いておられましたよ!26年間、お疲れ様でした。(待てよ…私は追い越して年取っていくわけですね…厚かましながら3代目の分まで長生きしますね…ああお会いしたことないのに厚かましいこと言ってる…厚かましい…厚かましいオバちゃんになりますね…
))
これからも、陰ながら応援しています!!!!させて下さい!!!!!













