- 前ページ
- 次ページ
『デスティニー•ラブ』
とある、山奥に、古びた吊り橋がある。
そこは、なんと自殺の名所だ。下を見れば、遥か先に流れる激流がある。落ちればまず、生きて帰れないだろう。
夜、その吊り橋の真ん中辺りに、一人の、向日葵柄のワンピースを来た女性が立ち竦んでいる。
女『もう、いいや。』
同時刻、橋の入口に、ビデオカメラを持った一人の、メガネの男がやってきた、男は、まずまず名の知れたユーチューバー、怪奇現象をテーマに、最近バズり始めた。
男『ここが、噂の。ん?人、女の、人、え、向日葵?お、ば、け!?』
男は、咄嗟にカメラをまわし始め、恐る恐る女性に近づいていく、
女『こ、怖っ!下見えないでも、見えない方がいいか?え、でも、怖っ!』
男『ん?なんかブツブツいってる、きっと成仏できないで、未練たらたらな、霊なのかな?』
女『うーん!うーん!うーん!』
と、ぐう〜。(お腹の音)
女『お腹空いちゃた。』
男、恐る恐る近付いていく、
女『お腹鳴っちゃった、お腹、鳴る普通?死のうって時にお腹なんて、馬鹿すぎる。•••••怖いな、怖いよ』
男『なんだろ、ぶつぶつと、やっぱり、怖いよー。
』
と、怖くなって、引き返そうとした瞬間、足がもつれて、男は転倒!
男『イッター、あっ!』
その拍子に、カメラが下の激流目掛け、ボチャンと!
男『カメラがーーーっ!』
と、咄嗟に立ち上がり、カメラを掴もうと勢いあまって、橋から前のめりに、倒れかけた瞬間!
女、『危ない!!』
と、後ろから男性を必死に引張り、なんとか引き戻し、お互いに、橋の中央で尻もちをついた。
女、男『イタタタ、』
顔を見合わす二人、
男『お、おばけに、助けられた!?ありがとうございます!!ひ、ひぃ〜!』
女『ちょっと、失礼ね!まだおばけじゃないわよ!』
男『まだ?』
女『あ、なんでもない、それより、尻もちついたせいで、せっかくのお気に入りのワンピースが汚れちゃったじゃない!』
男『ご、ごめんなさい!!だから呪わないで!』
女『あなた、天然!?それとも、馬鹿なの!?』
男『へっ?だって、おばけじゃ?』
女『だから、まだお化けじゃないの!天然くん!!』
男『た、たしかに、足がある。』
女『どんな確認のしかたよ(笑)あ〜あ、増々、未練がのこっちゃったじゃん。』
男『へ?、未練?』
女『そう、あ〜、なんか台無しだな。お腹すいたし、何処か連れてってよ。』
男『おばけにナンパされた。』
女『ぶちコロスぞ(笑)』
男『ごめんなさい!おばけじゃなくて、なんか、ホッとした〜。』
女『じゃー、行きましょ』
と、立ち上がり、男に手を差し伸ばし、立ち上がらせた。
男『は、はい、』
二人は、男の乗ってきた車で山を、降り、
唯一あった、ファミレスで食事をしました。
女の前には、
女『いや〜、食べた食べた』
たくさんの、お皿の山が!
男『あなたの胃は宇宙か!』
女『デザート🎵デザート🎵』
男『え、まだたべるの!?』
女『奢れ🎵奢れ🎵』
男『ちょっ、あなた、お金、まさか!』
女『はーい(手を上げ)ありましぇーん(*ノω・*)テヘ』
男『まだおばけに呪われた方がよかった』
女『大の男が情けないこというなー!それより、あんたなんであんな所にいたの?変態なの?』
男『いや、変態ではない!!それは、おれは、ユーチューバーで怪奇現象を撮って全国を周っていて、今日も、それで。』
女『ユーチューバー?有名なの?』
男『そこそこ(ボソリ)』
女『天然型ユーチューバーね!』
男『ちょ!それは否めない、けどあなたこそ、あんな所で何してたんですか?』
女『しーらない。』
男『卑怯!卑怯だ!』
女『ねー、お腹いっぱいになったら、眠くなってきちゃった、もう、今日は、駄目だわ。どこか、泊まりに行こう。』
男『ちょ、何いってんすか!見ず知らずのしかも、出会ってすぐの男女が!』
女『天然くん、あなた、そんな悪いやつじゃないでしょ、だって、襲うとしたら車の中で襲っていてもおかしく無い状況でもあった、でもあなたは、真っ直ぐファミレスに来た。』
男『襲う!?そんなこと、するはずないじゃないですか?』
女『そうよね、そうだよね、天然くんは。』
男『その天然くんてやめてくれます?ぼくには、ユウキって、すっばらしい名前がある!』
女『ユウキ、ユウキか〜、いいじゃん!
あたしは、ヒマワリ』
男『ヒマワリ。』
女『そうよ、へへ、この向日葵のワンピースは、私の勝負服。』
少し悲しそうに、ヒマワリは言いました。
ユウキ『そ、そうなんですか、勝負服。』
ヒマワリ『ねー、次に、敬語でしゃべったら、大声で痴漢ー!って叫ぶね』
ユウキ『もう、ほんと、ハチャメチャな人、わ、わかったりましたっー!』
ヒマワリ『ユウキ、何それ、変な言葉ー!アハハ』
ユウキは、ヒマワリの無邪気な笑みに、心が
ホッコリしました。
店員さん『すみません、お客様、閉店時間、10秒前となります!』
ユウキ、ヒマワリ『10秒前てー!!!』
(笑)
車中
ユウキ『••••••••』
ヒマワリ『ねえ、何でさっきから、無言?』
ユウキ『ワタシハ、アナタイカナイ、ホテル』
ヒマワリ『なぜ、カタコト?』
ユウキ『何なんだこの状況』
ヒマワリ『しかたないじゃない、じゃー、ユウキは、こんな夜に女の子を一人にさせとくの?』
ユウキ『むむむ、卑怯だ!卑怯だ!』
ヒマワリ『はい、はい、あっ!あれ、ホテルだー。』
ユウキ『ほんとに、ですか?』
ヒマワリ『はぁー、情けない。男をみせなさい。こんな辺鄙な場所に私を一人にする気なのかな?怖いよう(上目使い)』
ユウキ『はぁー、もうなんとでもなれ…。』
二人は、車で唯一あった、ラブ❤️ホテル🏩『デスティニー•ラブ』へと入りました。
ユウキ、ヒマワリ『センスな!!!』
続く。
【次回、ラブホテルで、明かされる、ヒマワリの秘密、ユウキの過去、どうなる二人っ!?物語の展開やいかに!!!正真正銘、純愛ラブ・ストーリー。
デスティニー•ラブてセンスな!(笑)】
第二章
ベッドに座る二人、微妙に間が空いている、
と、ユウキが、
ユウキ『な、なんて、せ、センスのない、な、名前ナンダロウ』
ヒマワリ『アハハ、その台詞何回目よ?まーそんなに緊張しなさんな、あ、な、た❤️』
近づく、ヒマワリ。さっきから、緊張するユウキに、からかうヒマワリ、ずっとこの繰り返し(笑)
ユウキ『そ、それ以上、ちか、近づかないで!』
ヒマワリ『ねー、それさー、わたしの台詞だよね(笑)』
ユウキ『だから、イヤだったんだ、』
ヒマワリ『あ、まさか、童貞?』
ユウキ『ど、ど、ど、な、な、な、何を言ってんねん、貴方様は、ぼくは、ぷ、ぷ、ぷ、』
ヒマワリ『ぷぷぷ?』
ユウキ『プレイボ〜イさ〜、(汗)』
ヒマ『あ、アハハハハハ、おもしろ〜い!ユウキからかうのおもしろ〜い!』
ユウキ、まただ、素敵な、笑顔。なんだろ?安心する。(心の声)
ヒマワリ『ん?何考えてる?』
ユウキ『な、なんでもないよ、』
と、メガネをカチャリ
ヒマワリ『あ!私の裸、想像したでしょー!スケベ変態エロチカン!!(笑)』
ユウキ『昭和か!?』
ヒマワリ『ふっ、アハハハハ』
ユウキ『ハハハハハハ』つられて笑う。
ヒマワリ『素敵な、笑顔』
ユウキ『えっ?』
ヒマワリ『な〜んか、ユウキの笑顔、安心する。』
ユウキ、ドキッ❤️
『あ、あ、ありがとう』
と、メガネをカチャリ。
ヒマワリ『あ、またわたしの裸、想像したな!』
ユウキ『もういいよ!その、メガネをカチャってする度に言うネタ(笑)』
ヒマワリ『ごめんごめん、だってユウキの反応面白いんだもん。』
ユウキ『それなら、いいけどね(笑)』
ヒマワリ『何、それ、ウケる〜(笑)』
ユウキ『ウケる〜、とかイマドキっ!』
ヒマワリ『あ〜ら、ユウキはお古いのねっ』
ユウキ『古き良きだよ!』と、メガネをカチャリ。
ヒマワリ『古き良きだよ!カチャリ』
ユウキ『あ、ちょっ!』
ヒマワリ『ユウキの真似~(笑) 』
ユウキ『もう!』
ユウキ、ヒマワリ、共に笑っている。
一瞬の静寂。
ユウキ『そういえば、なんで、あんな所に?しかもあんな時間に。ヒマワリ、もしかして、し、』
と、同時にヒマワリが、口を開いた、
ヒマワリ『死のうとしてたの』
ユウキ『死、』
ヒマワリ『そう、自殺』
ユウキ『やっぱり、で、でも、どおして?』
ヒマワリ『わたしは、この世界に、必要ない、居てはいけない存在だからよ』
~ヒマワリの秘密~
ヒマワリ『ねぇ、デキちゃったみたい』
オトコ『はっ!?まさか、嘘だろ、』
ヒマワリ『ほんと、今日、調べたもん、ちゃんと調べたもん』
オトコ、顔が真っ赤になり、ヒマワリを思いっ切り、ビンタした。
ヒマワリ『ねー、ねー、何でよ、何で、あなたのコ、二人のコ』
オトコ『悪いが、人違いだ、おれには、家庭がある、オレのコは、そこにいる。』
ヒマワリ『何でよ!離婚して私と一緒に、』
矢継ぎ早に、オトコがまたヒマワリをビンタした、
ヒマワリ『ったじゃない、言ったじゃない!!』
オトコ『今から、いくぞ、』
ヒマワリ『え、どこ?』
オトコは、先程とは違い、嘘で固められた優しい笑顔になり、ヒマワリのビンタで腫れた頬に、手を当て、
オトコ『堕ろしてくれたら、離婚するから、』
ヒマワリ『そしたら、そしたら、ずっと一緒?』
オトコ『ああ、一緒だよ』
ユウキ、ヒマワリ、ラブホのベッドの上。
お腹を擦り、静かに、涙を流すヒマワリ
ヒマワリ『そして、わたしは、おろした』
ユウキ『え、』
ヒマワリ『けど、カレは、それから、会ってくれなくなった、わたしは、何度も何度も、連絡したの、でも電話は繋がらない、』
ユウキ『じ、自宅には、い、あ〜、行けないか、行けないよな』
ヒマワリ『わたしね、なーんにも知らなかった、カレの事、わたしとカレは、お店で出逢ったから』
ユウキ『お店?』
ヒマワリ『わたしは、風俗嬢やっていたの。カレはそこのお客さんよ』
ユウキ『え、』
ヒマワリ『何度かお店にきて指名してくれて、わたしから、告白したの。もちろん、家族がいるのを知った上で』
ユウキ『え、』
ヒマワリ『うん、本気だったよ、わたしは本気でカレが、好き、愛していた。だから、妊娠分かった時、凄く幸せ感じたよ』
ユウキ『そ、そんな、だって相手は家族が、』
ヒマワリ『いるよ!分かってる!分かってた!!それでも、カレと一緒になりたかった。カレの家族を憎んだ事だってあった、カレが、私を優しく包んでくれる、あの時の温もりが、愛しかった、頭を撫でてくれたり、優しく耳元で囁いてくれたり、すべてが、』
ユウキ『そ、そんなの、』
ヒマワリ『違うよね、そうだよね、愛なんかじゃない、けどね、あの時のわたしは、どうかしていた、カレが、あたしの全てに見えた、けど、カレは、一緒に、生活したアパートをいつの間にか解約し、私の前から姿を消した、私は殺した、一つの命を、自分の欲望のために、それから私は、お店もやめ、何度も死のうと、した。でも、怖かった、』
ユウキ『ひどいよ、ヒマワリ、』
ヒマワリ『え、』
ユウキ『なにもかも、酷いじゃないか!
そんな事はをして、なんで、なんで、なんで、生きて、』
ヒマワリ『生きていけるかって?、わたしは、ほんとに飛び込むつもりだった、ユウキが、くるまでは。あなたが車から降りてくるのきずいたの、そしたら。、お腹が、お腹が、鳴って』
ユウキ『え、お腹が、なって?』
ヒマワリ『そしたらね、なんかね、生きてる実感してきちゃって、そしたら、また死ぬのが怖くなってきちゃって。』
ユウキ『•••••••』
ヒマワリ『ただ、わたしはずっとあの子の事を、忘れない。思い出す度に、お腹が、いたくて、心がくるしいの、でも、怖いよ、死ぬの、怖い。わ、わたし、わたしは、どうしたら、』
ユウキ『ぼくは、どうしたらいい?』
ヒマワリ『えっ、』
ユウキ『ヒマワリの人生に関わってしまった、ぼくは、あの時、一人で帰る事もできた、けど、キミからは、温かな優しい、光を感じたよ』
ヒマワリ『な、なに言って』
ユウキ『ぼくは、君がしたことは、許せないし、もちろん、君を捨てたオトコの事も、許せない。そして、命を無駄にする人も、無くした命は二度と戻らない。僕はね、弟を、、、ぼくは、大好きだった弟を亡くしてるんだ』
ヒマワリ『えっ』
~ユウキの過去~
小学生時代、
ユウキ、弟『た、只今戻りました』
そこには、乱れた服を整える母が、
母『ふ、邪魔者が、』
義理の父『ちっ、イイトコだったのによー』
ユウキ、『す、すぐに部屋にいきますので、』
ユウキ部屋へ急ぐ、慌ててついて行こうとする弟だが、義理の父が、弟を足でひっかけ、弟は派手に転び、階段の角に頭をぶつけ、大泣きする。
ユウキ『ユウト!』
ユウキ、義理の父を鋭い形相で睨みつける。
義理父『なんなんだ、その目は!!、お仕置きだ』
と、ユウキではなく、大泣きする、ユウトの腹へ蹴りをいれる。
母『ちょっと、やりすぎよ〜(笑)』
義理父『気分わりー、飲み行くぞ。』
と、出ていく二人。
ユウキ『ユウト!』
ヒマワリ『それって、虐待じゃない、そんな、ヒドイ』
ユウキ『あいつが母と再婚してから、日に日にエスカレートしていった、でも何故か、アイツは気の弱い、ユウトばかりを、そして、ある日、用事でぼくだけ出かけた日、ユウトを残して心配だったけど、自分の部屋にいるし、アイツは、また帰ってなかったし、安心して出かけ、帰ってきたら。』
ユウキ『うちの前に、パトカーや、救急車、人集りが、
嫌な予感がして、急いで玄関に行くと、
そこには、担架で運ばれる血まみれのぐったりしたユウトが、運ばれてきて、そのまま、病院へ付き添ったんだけど、ユウトは、救急車の中で、命を引き取った。』
ヒマワリ『そんな』
ユウキ『母親の話では、その日、ユウトは、大好きな、番組をみていたんだ、そこへ、酔っ払って帰ってきたアイツが、ユウトがいる部屋へ入り、ユウトを台所へ、連れ出し、強引に酒を飲まそうと、拒むユウトが、あいつの酒をこぼし、服を汚した、ただ、それだで、それだけで!それに激昂したアイツが近くで料理していた母親が使っていた包丁を持ち、そ、それから、それで、ユウ、ユウト、ユウトに、ぼく、ぼくがいなかったから、ぼくが、あ、あ、あああああ』
むせび泣くユウキ、
ヒマワリそっと、ユウキを抱きしめ頭をなで、
ヒマワリ『大丈夫、大丈夫だからね、あなたは、悪くない、悪くない』
少しの間、ユウキを優しくハグし、落ち着かせるヒマワリ、
ヒマワリ『あなたは。優しいの、だから、人の傷みが沢山わかるの、そして、自分をせめちゃうの、もう、いいのよ、よしよし、せめないで、もういいのよ、よしよし、あなたは、ユウトくんを愛してる』
ユウキ『あ、あ、ああ、、あ、あ、』
ヒマワリ『よしよし、よしよし』
ヒマワリは、ユウキを抱きしめながら、号泣している。二人で大号泣したあと、
泣きつかれた二人、ベッドに仰向けになり、
ユウキ『取り乱してしまった』
ヒマワリ『わたしも。ねえ、そういえば、どうして、心霊ユーチューバーやってるの?』
ユウキ『ユウトが好きだったから、心霊番組、死んだほんとの父親が、出てくるんじゃないか?会えるんじゃないかって、本気で思っていたらしくてさ、な〜んか、、最初は、可笑しくて笑っちゃったけど、なんか、そんな気がして、なんか、素敵だなって(笑)』
ヒマワリ『かっこいい!ユウキもユウトも、かっこいい!!大好き』
と、ヒマワリ、ユウキの頬にキス💏
と、ユウキ咄嗟に飛び起き!
ユウキ『ひえっ!な、な、なにすんだー!』
と、頬を擦っている。
ヒマワリ『可愛いやつ(笑)』
と、二人はその後、他愛もない話や、時に涙を流しながら、お互いのこれまでの人生を共感しあい、時に、口げんかもし、夜が更けて行った。
ヒマワリはベッドで、ユウキは、ソファーで寝た。そして、朝になり、ユウキは目覚め、
ユウキ『いてて、体がいたい、ソファーちいさかったからな〜、それにしても、つい昨日は、ユウトの事を話しちゃったな、なんか、熱くなっちゃったよな〜。』
と、ソファーから起き、メガネをカチャリ、
そして、
異変に気付く、
ユウキ『あ、えっ?』
続く、
【次回、最終回!愛ってなんだろう?生きるってなんだろう?物語の答えが、そこには、あるのだろうか!?】
最終章
ユウキ『あれ、ヒマワリが居ない』
何処を探しても、ヒマワリの姿はなかった、あったのは、一枚の手紙。
ユウキ『これ、ヒマワリの、』
ヒマワリの手紙
【ユウキへ、先ずは、沢山ご迷惑をおかけしてごめんなさい。そして、私を救ってくれてありがとう。わたしは、ユウキとの短い時間が、凄く楽しかったよ。このまま、時間が止まればいいのにって思うくらい、とても楽しかったし、安心したよ。あー、こんなわたしでも、生きていていいんだって、思えたの。ユウキの笑顔は、凄く私の心を照らしてくれる。
けどね、やっぱり私がしてきた事は、絶対に許される事じゃない。だから、やっぱりこの世界とは、さよならだよ。
もう大丈夫、わたし、今度はちゃんと、さよならできる。
ユウキ、ありがとう。
バイバイ。】
ユウキ『そんな、勝手すぎる!絶対に、』
そういうと、ユウキは、慌てて部屋を飛び出し、車を走らせた、向かった先は、
ユウキ『ヒマワリー!!!』
吊橋の中央には、ヒマワリが。
風が強く吹いており、時折、橋が大きく揺れている。
ヒマワリ『ユウキ!駄目だ、怖い、もう何時間もここで』
ユウキ『良かった、もう駄目かと思った、今からそっち行くから、』
ヒマワリ『来ないで!わたし、今から飛び降りるんだから、』
ユウキ『もう、いいんだよ、一人で苦しまなくても、いいんだよ。』
ヒマワリ『••••••』
ユウキ『ぼくが、一緒に苦しんだげる。だから、一人で苦しむなよ、』
ヒマワリ『どうして?こんな、どうしようもないクズ、死にたくても死ねない情けない人間、そんな事おかしいよ、ユウキ。』
ユウキ『死なせない、死なせるもんか、もう、絶対に、ぼくの大切な人を無くしたくないから。』
ヒマワリ『わたし、大切なんて、』
ユウキ『大切だから。ヒマワリは、僕にとっての光だから。昨日、話していてずっと感じていた、いや、あの夜、出会った時から、温かな優しい光を、感じたから。』
ヒマワリ『なんでよ、そんな事言わないでよ!死にたくなくなるじゃない、わたしを、惑わさないで、』
ユウキ『惑わせる!この世界から離れさせない!死ぬな、死ぬなバカヤロー!』
ヒマワリ『············コワイ、怖いよーユウキ。』
ユウキ『聞こえない!』
ヒマワリ『こ、コワイの!』
ユウキ『もっともっとだ!』
ヒマワリ『コワイよ!!死ぬのコワイの!ユウキ助けて!!!!!』
ユウキ『わかったー!!!!!!』
近づくユウキ、
ヒマワリが、戻ろうとした時、
突風が、ヒマワリ、バランスを崩し橋から前のめりに落ちそうに!
ユウキ『ヒマっ!』
と、ユウキは、ヒマワリの体を抱きしめ、間一髪で橋に戻した。その場にへたり込む二人。
ユウキ『今度はボクが、助けたね。』
ヒマワリ『ばか、ユウキ、ばーか』
二人、抱き合い、大泣き。
ユウキ『戻ろう、』
ヒマワリ『うん。』
車の中
二人共、無言の中、
ぐ〜。
ユウキ、ヒマワリ『あ、お腹が、』
ユウキ『ご飯でも』
ヒマワリ『食べますか』
二人、可笑しくなり、大爆笑。
ヒマワリ、車の窓を、開け、
ヒマワリ『わたしはー、生きるぞー!!!』
大絶叫!
ユウキ『ぼくもー!生きるぞー!ヒマワリと生きるぞー!!!』
ヒマワリ『ちょ、それって告白!?』
ユウキ顔真っ赤になり、
ユウキ『あ、ファミレス発見!』
ヒマワリ『あ、なんか誤魔化されたんですけど、』
ユウキ『••••、運命だから、』
ヒマワリ『えっ?』
ユウキ『ヒマワリと出逢えたのは、運命、必然的な運命だから。』
ヒマワリ『うん。必然的な、運命。』
ユウキ『これから、沢山の事や時間を共有しよう』
ヒマワリ『うん。ユウキと生きていく。』
と、ファミレスが、近づくが、通り過ぎるユウキ。
ヒマワリ『えっ、ファミレスすぎちゃったよ?どこいくの?』
ユウキ『•••••』
無言になるユウキ、そして着いた場所は、
ヒマワリ『え、ここって、』
ユウキ『デスティニーラブ』
ヒマワリ大爆笑!
ヒマワリ『もう!ユウキの馬鹿!(笑)』
ユウキ『デスティニーラブ、それにしても、』
二人、顔を見合わせ
ユウ、ヒマ『センスな!!!(笑)』
完
』
と、怖くなって、引き返そうとした瞬間、足がもつれて、男は転倒!
男『イッター、あっ!』
その拍子に、カメラが下の激流目掛け、ボチャンと!
男『カメラがーーーっ!』
と、咄嗟に立ち上がり、カメラを掴もうと勢いあまって、橋から前のめりに、倒れかけた瞬間!
女、『危ない!!』
と、後ろから男性を必死に引張り、なんとか引き戻し、お互いに、橋の中央で尻もちをついた。
女、男『イタタタ、』
顔を見合わす二人、
男『お、おばけに、助けられた!?ありがとうございます!!ひ、ひぃ〜!』
女『ちょっと、失礼ね!まだおばけじゃないわよ!』
男『まだ?』
女『あ、なんでもない、それより、尻もちついたせいで、せっかくのお気に入りのワンピースが汚れちゃったじゃない!』
男『ご、ごめんなさい!!だから呪わないで!』
女『あなた、天然!?それとも、馬鹿なの!?』
男『へっ?だって、おばけじゃ?』
女『だから、まだお化けじゃないの!天然くん!!』
男『た、たしかに、足がある。』
女『どんな確認のしかたよ(笑)あ〜あ、増々、未練がのこっちゃったじゃん。』
男『へ?、未練?』
女『そう、あ〜、なんか台無しだな。お腹すいたし、何処か連れてってよ。』
男『おばけにナンパされた。』
女『ぶちコロスぞ(笑)』
男『ごめんなさい!おばけじゃなくて、なんか、ホッとした〜。』
女『じゃー、行きましょ』
と、立ち上がり、男に手を差し伸ばし、立ち上がらせた。
男『は、はい、』
二人は、男の乗ってきた車で山を、降り、
唯一あった、ファミレスで食事をしました。
女の前には、
女『いや〜、食べた食べた』
たくさんの、お皿の山が!
男『あなたの胃は宇宙か!』
女『デザート🎵デザート🎵』
男『え、まだたべるの!?』
女『奢れ🎵奢れ🎵』
男『ちょっ、あなた、お金、まさか!』
女『はーい(手を上げ)ありましぇーん(*ノω・*)テヘ』
男『まだおばけに呪われた方がよかった』
女『大の男が情けないこというなー!それより、あんたなんであんな所にいたの?変態なの?』
男『いや、変態ではない!!それは、おれは、ユーチューバーで怪奇現象を撮って全国を周っていて、今日も、それで。』
女『ユーチューバー?有名なの?』
男『そこそこ(ボソリ)』
女『天然型ユーチューバーね!』
男『ちょ!それは否めない、けどあなたこそ、あんな所で何してたんですか?』
女『しーらない。』
男『卑怯!卑怯だ!』
女『ねー、お腹いっぱいになったら、眠くなってきちゃった、もう、今日は、駄目だわ。どこか、泊まりに行こう。』
男『ちょ、何いってんすか!見ず知らずのしかも、出会ってすぐの男女が!』
女『天然くん、あなた、そんな悪いやつじゃないでしょ、だって、襲うとしたら車の中で襲っていてもおかしく無い状況でもあった、でもあなたは、真っ直ぐファミレスに来た。』
男『襲う!?そんなこと、するはずないじゃないですか?』
女『そうよね、そうだよね、天然くんは。』
男『その天然くんてやめてくれます?ぼくには、ユウキって、すっばらしい名前がある!』
女『ユウキ、ユウキか〜、いいじゃん!
あたしは、ヒマワリ』
男『ヒマワリ。』
女『そうよ、へへ、この向日葵のワンピースは、私の勝負服。』
少し悲しそうに、ヒマワリは言いました。
ユウキ『そ、そうなんですか、勝負服。』
ヒマワリ『ねー、次に、敬語でしゃべったら、大声で痴漢ー!って叫ぶね』
ユウキ『もう、ほんと、ハチャメチャな人、わ、わかったりましたっー!』
ヒマワリ『ユウキ、何それ、変な言葉ー!アハハ』
ユウキは、ヒマワリの無邪気な笑みに、心が
ホッコリしました。
店員さん『すみません、お客様、閉店時間、10秒前となります!』
ユウキ、ヒマワリ『10秒前てー!!!』
(笑)
車中
ユウキ『••••••••』
ヒマワリ『ねえ、何でさっきから、無言?』
ユウキ『ワタシハ、アナタイカナイ、ホテル』
ヒマワリ『なぜ、カタコト?』
ユウキ『何なんだこの状況』
ヒマワリ『しかたないじゃない、じゃー、ユウキは、こんな夜に女の子を一人にさせとくの?』
ユウキ『むむむ、卑怯だ!卑怯だ!』
ヒマワリ『はい、はい、あっ!あれ、ホテルだー。』
ユウキ『ほんとに、ですか?』
ヒマワリ『はぁー、情けない。男をみせなさい。こんな辺鄙な場所に私を一人にする気なのかな?怖いよう(上目使い)』
ユウキ『はぁー、もうなんとでもなれ…。』
二人は、車で唯一あった、ラブ❤️ホテル🏩『デスティニー•ラブ』へと入りました。
ユウキ、ヒマワリ『センスな!!!』
続く。
【次回、ラブホテルで、明かされる、ヒマワリの秘密、ユウキの過去、どうなる二人っ!?物語の展開やいかに!!!正真正銘、純愛ラブ・ストーリー。
デスティニー•ラブてセンスな!(笑)】
第二章
ベッドに座る二人、微妙に間が空いている、
と、ユウキが、
ユウキ『な、なんて、せ、センスのない、な、名前ナンダロウ』
ヒマワリ『アハハ、その台詞何回目よ?まーそんなに緊張しなさんな、あ、な、た❤️』
近づく、ヒマワリ。さっきから、緊張するユウキに、からかうヒマワリ、ずっとこの繰り返し(笑)
ユウキ『そ、それ以上、ちか、近づかないで!』
ヒマワリ『ねー、それさー、わたしの台詞だよね(笑)』
ユウキ『だから、イヤだったんだ、』
ヒマワリ『あ、まさか、童貞?』
ユウキ『ど、ど、ど、な、な、な、何を言ってんねん、貴方様は、ぼくは、ぷ、ぷ、ぷ、』
ヒマワリ『ぷぷぷ?』
ユウキ『プレイボ〜イさ〜、(汗)』
ヒマ『あ、アハハハハハ、おもしろ〜い!ユウキからかうのおもしろ〜い!』
ユウキ、まただ、素敵な、笑顔。なんだろ?安心する。(心の声)
ヒマワリ『ん?何考えてる?』
ユウキ『な、なんでもないよ、』
と、メガネをカチャリ
ヒマワリ『あ!私の裸、想像したでしょー!スケベ変態エロチカン!!(笑)』
ユウキ『昭和か!?』
ヒマワリ『ふっ、アハハハハ』
ユウキ『ハハハハハハ』つられて笑う。
ヒマワリ『素敵な、笑顔』
ユウキ『えっ?』
ヒマワリ『な〜んか、ユウキの笑顔、安心する。』
ユウキ、ドキッ❤️
『あ、あ、ありがとう』
と、メガネをカチャリ。
ヒマワリ『あ、またわたしの裸、想像したな!』
ユウキ『もういいよ!その、メガネをカチャってする度に言うネタ(笑)』
ヒマワリ『ごめんごめん、だってユウキの反応面白いんだもん。』
ユウキ『それなら、いいけどね(笑)』
ヒマワリ『何、それ、ウケる〜(笑)』
ユウキ『ウケる〜、とかイマドキっ!』
ヒマワリ『あ〜ら、ユウキはお古いのねっ』
ユウキ『古き良きだよ!』と、メガネをカチャリ。
ヒマワリ『古き良きだよ!カチャリ』
ユウキ『あ、ちょっ!』
ヒマワリ『ユウキの真似~(笑) 』
ユウキ『もう!』
ユウキ、ヒマワリ、共に笑っている。
一瞬の静寂。
ユウキ『そういえば、なんで、あんな所に?しかもあんな時間に。ヒマワリ、もしかして、し、』
と、同時にヒマワリが、口を開いた、
ヒマワリ『死のうとしてたの』
ユウキ『死、』
ヒマワリ『そう、自殺』
ユウキ『やっぱり、で、でも、どおして?』
ヒマワリ『わたしは、この世界に、必要ない、居てはいけない存在だからよ』
~ヒマワリの秘密~
ヒマワリ『ねぇ、デキちゃったみたい』
オトコ『はっ!?まさか、嘘だろ、』
ヒマワリ『ほんと、今日、調べたもん、ちゃんと調べたもん』
オトコ、顔が真っ赤になり、ヒマワリを思いっ切り、ビンタした。
ヒマワリ『ねー、ねー、何でよ、何で、あなたのコ、二人のコ』
オトコ『悪いが、人違いだ、おれには、家庭がある、オレのコは、そこにいる。』
ヒマワリ『何でよ!離婚して私と一緒に、』
矢継ぎ早に、オトコがまたヒマワリをビンタした、
ヒマワリ『ったじゃない、言ったじゃない!!』
オトコ『今から、いくぞ、』
ヒマワリ『え、どこ?』
オトコは、先程とは違い、嘘で固められた優しい笑顔になり、ヒマワリのビンタで腫れた頬に、手を当て、
オトコ『堕ろしてくれたら、離婚するから、』
ヒマワリ『そしたら、そしたら、ずっと一緒?』
オトコ『ああ、一緒だよ』
ユウキ、ヒマワリ、ラブホのベッドの上。
お腹を擦り、静かに、涙を流すヒマワリ
ヒマワリ『そして、わたしは、おろした』
ユウキ『え、』
ヒマワリ『けど、カレは、それから、会ってくれなくなった、わたしは、何度も何度も、連絡したの、でも電話は繋がらない、』
ユウキ『じ、自宅には、い、あ〜、行けないか、行けないよな』
ヒマワリ『わたしね、なーんにも知らなかった、カレの事、わたしとカレは、お店で出逢ったから』
ユウキ『お店?』
ヒマワリ『わたしは、風俗嬢やっていたの。カレはそこのお客さんよ』
ユウキ『え、』
ヒマワリ『何度かお店にきて指名してくれて、わたしから、告白したの。もちろん、家族がいるのを知った上で』
ユウキ『え、』
ヒマワリ『うん、本気だったよ、わたしは本気でカレが、好き、愛していた。だから、妊娠分かった時、凄く幸せ感じたよ』
ユウキ『そ、そんな、だって相手は家族が、』
ヒマワリ『いるよ!分かってる!分かってた!!それでも、カレと一緒になりたかった。カレの家族を憎んだ事だってあった、カレが、私を優しく包んでくれる、あの時の温もりが、愛しかった、頭を撫でてくれたり、優しく耳元で囁いてくれたり、すべてが、』
ユウキ『そ、そんなの、』
ヒマワリ『違うよね、そうだよね、愛なんかじゃない、けどね、あの時のわたしは、どうかしていた、カレが、あたしの全てに見えた、けど、カレは、一緒に、生活したアパートをいつの間にか解約し、私の前から姿を消した、私は殺した、一つの命を、自分の欲望のために、それから私は、お店もやめ、何度も死のうと、した。でも、怖かった、』
ユウキ『ひどいよ、ヒマワリ、』
ヒマワリ『え、』
ユウキ『なにもかも、酷いじゃないか!
そんな事はをして、なんで、なんで、なんで、生きて、』
ヒマワリ『生きていけるかって?、わたしは、ほんとに飛び込むつもりだった、ユウキが、くるまでは。あなたが車から降りてくるのきずいたの、そしたら。、お腹が、お腹が、鳴って』
ユウキ『え、お腹が、なって?』
ヒマワリ『そしたらね、なんかね、生きてる実感してきちゃって、そしたら、また死ぬのが怖くなってきちゃって。』
ユウキ『•••••••』
ヒマワリ『ただ、わたしはずっとあの子の事を、忘れない。思い出す度に、お腹が、いたくて、心がくるしいの、でも、怖いよ、死ぬの、怖い。わ、わたし、わたしは、どうしたら、』
ユウキ『ぼくは、どうしたらいい?』
ヒマワリ『えっ、』
ユウキ『ヒマワリの人生に関わってしまった、ぼくは、あの時、一人で帰る事もできた、けど、キミからは、温かな優しい、光を感じたよ』
ヒマワリ『な、なに言って』
ユウキ『ぼくは、君がしたことは、許せないし、もちろん、君を捨てたオトコの事も、許せない。そして、命を無駄にする人も、無くした命は二度と戻らない。僕はね、弟を、、、ぼくは、大好きだった弟を亡くしてるんだ』
ヒマワリ『えっ』
~ユウキの過去~
小学生時代、
ユウキ、弟『た、只今戻りました』
そこには、乱れた服を整える母が、
母『ふ、邪魔者が、』
義理の父『ちっ、イイトコだったのによー』
ユウキ、『す、すぐに部屋にいきますので、』
ユウキ部屋へ急ぐ、慌ててついて行こうとする弟だが、義理の父が、弟を足でひっかけ、弟は派手に転び、階段の角に頭をぶつけ、大泣きする。
ユウキ『ユウト!』
ユウキ、義理の父を鋭い形相で睨みつける。
義理父『なんなんだ、その目は!!、お仕置きだ』
と、ユウキではなく、大泣きする、ユウトの腹へ蹴りをいれる。
母『ちょっと、やりすぎよ〜(笑)』
義理父『気分わりー、飲み行くぞ。』
と、出ていく二人。
ユウキ『ユウト!』
ヒマワリ『それって、虐待じゃない、そんな、ヒドイ』
ユウキ『あいつが母と再婚してから、日に日にエスカレートしていった、でも何故か、アイツは気の弱い、ユウトばかりを、そして、ある日、用事でぼくだけ出かけた日、ユウトを残して心配だったけど、自分の部屋にいるし、アイツは、また帰ってなかったし、安心して出かけ、帰ってきたら。』
ユウキ『うちの前に、パトカーや、救急車、人集りが、
嫌な予感がして、急いで玄関に行くと、
そこには、担架で運ばれる血まみれのぐったりしたユウトが、運ばれてきて、そのまま、病院へ付き添ったんだけど、ユウトは、救急車の中で、命を引き取った。』
ヒマワリ『そんな』
ユウキ『母親の話では、その日、ユウトは、大好きな、番組をみていたんだ、そこへ、酔っ払って帰ってきたアイツが、ユウトがいる部屋へ入り、ユウトを台所へ、連れ出し、強引に酒を飲まそうと、拒むユウトが、あいつの酒をこぼし、服を汚した、ただ、それだで、それだけで!それに激昂したアイツが近くで料理していた母親が使っていた包丁を持ち、そ、それから、それで、ユウ、ユウト、ユウトに、ぼく、ぼくがいなかったから、ぼくが、あ、あ、あああああ』
むせび泣くユウキ、
ヒマワリそっと、ユウキを抱きしめ頭をなで、
ヒマワリ『大丈夫、大丈夫だからね、あなたは、悪くない、悪くない』
少しの間、ユウキを優しくハグし、落ち着かせるヒマワリ、
ヒマワリ『あなたは。優しいの、だから、人の傷みが沢山わかるの、そして、自分をせめちゃうの、もう、いいのよ、よしよし、せめないで、もういいのよ、よしよし、あなたは、ユウトくんを愛してる』
ユウキ『あ、あ、ああ、、あ、あ、』
ヒマワリ『よしよし、よしよし』
ヒマワリは、ユウキを抱きしめながら、号泣している。二人で大号泣したあと、
泣きつかれた二人、ベッドに仰向けになり、
ユウキ『取り乱してしまった』
ヒマワリ『わたしも。ねえ、そういえば、どうして、心霊ユーチューバーやってるの?』
ユウキ『ユウトが好きだったから、心霊番組、死んだほんとの父親が、出てくるんじゃないか?会えるんじゃないかって、本気で思っていたらしくてさ、な〜んか、、最初は、可笑しくて笑っちゃったけど、なんか、そんな気がして、なんか、素敵だなって(笑)』
ヒマワリ『かっこいい!ユウキもユウトも、かっこいい!!大好き』
と、ヒマワリ、ユウキの頬にキス💏
と、ユウキ咄嗟に飛び起き!
ユウキ『ひえっ!な、な、なにすんだー!』
と、頬を擦っている。
ヒマワリ『可愛いやつ(笑)』
と、二人はその後、他愛もない話や、時に涙を流しながら、お互いのこれまでの人生を共感しあい、時に、口げんかもし、夜が更けて行った。
ヒマワリはベッドで、ユウキは、ソファーで寝た。そして、朝になり、ユウキは目覚め、
ユウキ『いてて、体がいたい、ソファーちいさかったからな〜、それにしても、つい昨日は、ユウトの事を話しちゃったな、なんか、熱くなっちゃったよな〜。』
と、ソファーから起き、メガネをカチャリ、
そして、
異変に気付く、
ユウキ『あ、えっ?』
続く、
【次回、最終回!愛ってなんだろう?生きるってなんだろう?物語の答えが、そこには、あるのだろうか!?】
最終章
ユウキ『あれ、ヒマワリが居ない』
何処を探しても、ヒマワリの姿はなかった、あったのは、一枚の手紙。
ユウキ『これ、ヒマワリの、』
ヒマワリの手紙
【ユウキへ、先ずは、沢山ご迷惑をおかけしてごめんなさい。そして、私を救ってくれてありがとう。わたしは、ユウキとの短い時間が、凄く楽しかったよ。このまま、時間が止まればいいのにって思うくらい、とても楽しかったし、安心したよ。あー、こんなわたしでも、生きていていいんだって、思えたの。ユウキの笑顔は、凄く私の心を照らしてくれる。
けどね、やっぱり私がしてきた事は、絶対に許される事じゃない。だから、やっぱりこの世界とは、さよならだよ。
もう大丈夫、わたし、今度はちゃんと、さよならできる。
ユウキ、ありがとう。
バイバイ。】
ユウキ『そんな、勝手すぎる!絶対に、』
そういうと、ユウキは、慌てて部屋を飛び出し、車を走らせた、向かった先は、
ユウキ『ヒマワリー!!!』
吊橋の中央には、ヒマワリが。
風が強く吹いており、時折、橋が大きく揺れている。
ヒマワリ『ユウキ!駄目だ、怖い、もう何時間もここで』
ユウキ『良かった、もう駄目かと思った、今からそっち行くから、』
ヒマワリ『来ないで!わたし、今から飛び降りるんだから、』
ユウキ『もう、いいんだよ、一人で苦しまなくても、いいんだよ。』
ヒマワリ『••••••』
ユウキ『ぼくが、一緒に苦しんだげる。だから、一人で苦しむなよ、』
ヒマワリ『どうして?こんな、どうしようもないクズ、死にたくても死ねない情けない人間、そんな事おかしいよ、ユウキ。』
ユウキ『死なせない、死なせるもんか、もう、絶対に、ぼくの大切な人を無くしたくないから。』
ヒマワリ『わたし、大切なんて、』
ユウキ『大切だから。ヒマワリは、僕にとっての光だから。昨日、話していてずっと感じていた、いや、あの夜、出会った時から、温かな優しい光を、感じたから。』
ヒマワリ『なんでよ、そんな事言わないでよ!死にたくなくなるじゃない、わたしを、惑わさないで、』
ユウキ『惑わせる!この世界から離れさせない!死ぬな、死ぬなバカヤロー!』
ヒマワリ『············コワイ、怖いよーユウキ。』
ユウキ『聞こえない!』
ヒマワリ『こ、コワイの!』
ユウキ『もっともっとだ!』
ヒマワリ『コワイよ!!死ぬのコワイの!ユウキ助けて!!!!!』
ユウキ『わかったー!!!!!!』
近づくユウキ、
ヒマワリが、戻ろうとした時、
突風が、ヒマワリ、バランスを崩し橋から前のめりに落ちそうに!
ユウキ『ヒマっ!』
と、ユウキは、ヒマワリの体を抱きしめ、間一髪で橋に戻した。その場にへたり込む二人。
ユウキ『今度はボクが、助けたね。』
ヒマワリ『ばか、ユウキ、ばーか』
二人、抱き合い、大泣き。
ユウキ『戻ろう、』
ヒマワリ『うん。』
車の中
二人共、無言の中、
ぐ〜。
ユウキ、ヒマワリ『あ、お腹が、』
ユウキ『ご飯でも』
ヒマワリ『食べますか』
二人、可笑しくなり、大爆笑。
ヒマワリ、車の窓を、開け、
ヒマワリ『わたしはー、生きるぞー!!!』
大絶叫!
ユウキ『ぼくもー!生きるぞー!ヒマワリと生きるぞー!!!』
ヒマワリ『ちょ、それって告白!?』
ユウキ顔真っ赤になり、
ユウキ『あ、ファミレス発見!』
ヒマワリ『あ、なんか誤魔化されたんですけど、』
ユウキ『••••、運命だから、』
ヒマワリ『えっ?』
ユウキ『ヒマワリと出逢えたのは、運命、必然的な運命だから。』
ヒマワリ『うん。必然的な、運命。』
ユウキ『これから、沢山の事や時間を共有しよう』
ヒマワリ『うん。ユウキと生きていく。』
と、ファミレスが、近づくが、通り過ぎるユウキ。
ヒマワリ『えっ、ファミレスすぎちゃったよ?どこいくの?』
ユウキ『•••••』
無言になるユウキ、そして着いた場所は、
ヒマワリ『え、ここって、』
ユウキ『デスティニーラブ』
ヒマワリ大爆笑!
ヒマワリ『もう!ユウキの馬鹿!(笑)』
ユウキ『デスティニーラブ、それにしても、』
二人、顔を見合わせ
ユウ、ヒマ『センスな!!!(笑)』
完



