部屋のアンプを繋いでる電源タップが、少し前までパワーサプライとして使っていたノアズアークのAC/DC-1だったのだが、昨日スーパーファミコンのアダプターという任務につくため部屋を去った。
後釜としてやってきたのがコイツ。
ELECOMのT-T1A-3425というやつ。
ネットで調べたらこういった3ピンプラグ対応タイプで、スイッチだの雷ガードだの余計な機能が付いてない奴が音楽機材用に向いているとのこと。
要は機能が増えれば増える分、電気の通りを弱くしてしまい、音のパワーも落ちるという事らしい。
本当はパナソニックのものが推奨されているのだが、
最寄りの電気屋には売っていなかった。
まあ、同じような規格ならいいだろうと使用してみる。
高域が上がりサウンドが明るくなり、かつゲインも上がったようで、音が纏まり、微妙にコンプレッションがかかるようになりました。
電源ケーブルや、ギターのシールドを変えた時程の変化はないものの、クリーンでコードを弾くと時折聞こえるジャキンという金属的な音はこの電源タップに変えて初めて気づきました。
そんな、電気屋で1500円くらいで買えるもんでこんなに良い音になる?
よほど前任のノアズアークがダメだったってこと?
そこで、いつも現場で使ってるお馴染みFURMAN SS-6B パワーディストリビューターを持ってきて比べてみることに。
まさかの、音圧が少し下がってしまった。
ノイズフィルターが入っているからか音がクリアである事には変わりはないが、エレコムに比べひとつゲインが下がり、線は細くなり、全体的に奥まった印象。
やはり、ノイズフィルター、電源スイッチなどの機能が付いている分、音が痩せてしまうのだろうか?
まあ、何年も使っているので単に経年劣化である可能性も高い。
ただ、ここまで良い仕事をしてくれるなら現場用にもういくつか導入しておこうと思う。