こんばんは。


気持ち良くてワンコーラスいってしまい、アメブロの限界を超えてしまったパターン…。



そして。


限界を超えたものがもうひとつ。


もう、耐えられない。



こないだ我慢したので許してください。
HERABUNA FISHING。

in秋田市、やぶれ沼〜。
打ち始めははバラケのみ。
釣り込む時はグルテンで。
去年の放流もあって新ベラも多い。
数日前に氷が溶けたばかりのホームやぶれ沼のヘラブナに新年のご挨拶。


俺の中でやっと長い冬が終わった。


ヘラブナ釣り。


エサ作り、竿の長さ、浮子の形状&サイズ、糸の太さ長さ、針の形状&サイズ、その他にも様々な調整をその日の季節や天候、ヘラの気分に左右されながら行なっていく。

黙って水面に浮かぶ浮子を見つめる姿は、単にのんびり座っているだけに見えてしまうが、アタリ(餌を食べた時に浮子に出る反応)につながる僅かな動きも見逃さぬよう集中し、アタリが出たら遅れずすぐアワセ(魚の口に針を掛ける動き)られるよう竿を構えている。

体は止まっているが脳はフル回転状態。


たかが一種類の魚を釣るのになぜそこまで?


そう。


すべてはその一種類のため。


他の魚は釣れてもノーカウント、しかもヘラが釣れても口の中に針が掛かってなければノーカウント。


例えば、他のへら師(ヘラブナ釣り師)に「今日は何枚釣れた?」と質問された時にそれらは釣果に入れてはいけない。


別にゲームに参加したつもりは無くても、へら釣りを始めた時点でこのルールの中にいる。


誰かの隣に釣り座を構える際は「隣入らせてもらっていいですか?」など断りをいれる。
隣の人より長い竿を出す場合も「○○尺出してもいいですか?」と断りを入れる。

大概「何尺でも良いよ〜、気にしないで〜」などと答えてくれる人が多く、自分もそうするだろうが、内心怖い。

なぜなら長い竿の方が沖にいる警戒心の少ないへらを狙えて有利な場合が多いからである。


そして隣に入られた(入った)時点で勝手に試合が始まる。


例え最初そんなつもりがなくても結局そうなってしまう。


単純に、隣より釣れていれば嬉しいし釣れていなければ悔しい。
釣果が開けば開く程それが強くなる。

「珍しいこともあるものだ」と勝者は余裕を見せ、「魚の顔を見れただけで幸せだ」と敗者は強がりを見せる。

ちゃんとした大会もあるが、そうでない時も常に静かなバトルが沼を舞台に繰り広げられている。


という風に今の自分はとっている。


多分これは成長と共に言うことが変わりそうなので笑



特殊で閉鎖的な世界。


だが特殊で閉鎖的な世界だからこそ、入った者にしかわからない深い魅力がある。



始めやすいものは辞めやすいもの。


決して始めやすいものではないが。


機会があれば是非トライしてほしい。



【バラグルセットの底釣り】

★竿…シマノ 朱紋峰 凌 16尺
★道糸…野釣りへら0.8号
★浮き…阿修羅 PCムクトップ 底釣用 1番
★ハリス…へらびと0.4号 上45cm/下 51cm

★針…イヅナ5号

グルテン…凄グル5cc+いもグル5cc+グルテン四季10cc+水20cc

★バラケ…ダンゴの底釣り冬50cc+粒戦50cc+水50cc(5分以上放置)+バラケマッハ50cc(でもこれだと固すぎたので手水加えて柔らかめタッチへ)

やぶれ沼10:00〜13:30/20枚(12:00〜風が出たためドボン仕掛けに変更)