朝は道川の烏沼でおヘラ様にお相手をしていただきました。
なかなか手強い方々ばかりで数は出せず…。
しかし、沼から1日遅れのプレゼント。
尺上様(※おそらくね)、ありがとうございます。
最近は季節外れの段底が楽しい。
バラケ餌と食わせ餌のセットで行う、段底=段差の底釣り。
ヘラブナは中層を泳ぐ魚、しかもこうしてだんだん暑くなってくると更に水面付近まで上がってくるので中〜上層で釣るのがメインになってくる。
しかし、水底にはそんな季節行事にとらわれない者達がポツポツと身を潜めている。
そして先輩ヘラ師の方に、一番最初にご指導いただき教わったのがこれらを狙う「底釣り」。
中層を泳ぐ魚を釣るのになぜかこの底釣りがヘラ釣りの「基本」だという。
でもやってみると確かにそれが基本であることを実感する。
ヒット作を出せなければ全く売れないけど一発当てればドカン、餌や針や糸の長さ等相手に合わせたバランスに微調整しながら数を狙う宙釣りに対し、底釣りはじっくりと時間をかけて確実な一枚(ヘラ釣りは枚で数える)をとりにいく釣り方。
なんて書いてしまうと底釣りが簡単そうに見えてしまうかもしれないが、もちろんそんなことは無く。
反応がめちゃめちゃ小さくてわかりにくいのも特徴。
逃さぬよう集中して浮きを見つめ、そんな小さなアタリをこれだと信じて竿を素早く立てアワセる。
魚がのって竿にテンションがかかる度に「良かった…間違ってなかった…」と安堵する。
ライブで全然反応弱かった人が、実は気にいってくれてて帰りに物販でCD買ってくれた感じを思い出す。
昔、先輩バンドマンに、初めて見ているのであろう後ろの人たちをとりにいかなきゃいけないから遠くを見てライブをしていると言ったら「それは違う、最前の人たちを満足させるから一列目、そして二列目、そして三列目と届いていくんだよ」と教えられた。
最前こそファンの証だなんて全然思っちゃいないが、わかりやすく好きであることを表現してくれているとは思う。
フロアを見渡すと最前でわかりやすく拳を振り上げてくれる人もいれば、ただ呆然と立ち尽くしているように見えて実は内心とても楽しんでくれている人もいる。
ここまで経験してきて昔よりだいぶそれがわかるようになった。
小さな反応を無視してはいけない。
そう、止まって見えるその姿。
よく見てりゃ、いずれ口元が僅かに笑う。
勇気を貰って良い瞬間だ。
散々力を放ったのに思ったような景色にならないからと、煽りに怒りが交じってしまうようでは未だ未だよ。
小さなアタリもしっかりアワセにいきます。
【6/22(金)名古屋】
鴉4th.還り咲レコ発ワンマン
「東名阪秋咲き巡り」
◼︎名古屋CLUB 3STAR KURUMAMICHI(〒461-0003名古屋市東区筒井 3-26-10 リムファーストビルB1F)
◼︎¥3,000(+1DRINK代)
★チケット予約・お名前と枚数、公演日を明記の上
までメールしてください
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◼︎¥3,000
★チケット…プレイガイド売り切れのためルミエール秋田、もしくはライブ時の物販で販売中
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