今日も何かが…〇周年!! -2ページ目

11月19日 は何の日?

2015年11月19日は…


   『イースⅣ MASK OF THE SUN』  発売 22周年!


     

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【今日の紹介ジャンル】

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今日も何かが…〇周年!!-SFC   スーパーファミコン用ソフト
    『イースⅣ  MASK OF THE SUN』



1993年11月19日(金)発売  トンキンハウス  9800円(税別)



●パソコンで大人気だった「イース」シリーズですが、PCエンジンやファミコン、スーパーファミコンやメガドライブに移植されたことで家庭用の市場でも有名になりました。特にPCエンジン版はCD-ROMならではの演出の素晴らしさが、当時のユーザーの度肝を抜いていましたね。そういった背景もあり、新作である『イースⅣ』が待望されていました。「イース」シリーズの制作元である当時の日本ファルコムの事情によって『イースⅣ』はイースの新作として初めて、パソコンではなく家庭用ゲーム機での発売が決定。PCエンジンとスーパーファミコンで(当時はメガドライブでも発売が予定されていました)発売されるとアナウンスされます。そこまではいいのですが…。


PCエンジン版は『Ⅲ』までと同じようにハドソンが開発を担当しています。それに対し、スーパーファミコン版の『Ⅳ』はトンキンハウスが開発しています。さて日本ファルコムが用意した『Ⅳ』の原案を元に両社が制作するという形で行われた開発ですが、その結果、同じ登場人物や背景なのに内容が全く違う、しかもタイトルは共に『イースⅣ』という奇妙な状況になってしまいます



●内容は『Ⅲ』とは違い、システム的には『Ⅱ』に戻した上での進化形になっています。壮大なストーリーを紡いでいくアクションRPGで、『Ⅰ』や『Ⅱ』と同じく「半キャラずらし」を使えば、そんなに難しくはありません。イースの半分は優しさでできています(推定)ので、この点は嬉しいところです。今作でも魔法がありますが、ちょっと面倒なシステムになってしまっているのが残念です。



★正直言って2機種の対決の結果は見えているな、と思ったものです。というのも、PCエンジンのCD-ROM市場にとって「イース」は「天外魔境」と肩を並べるほどのキラータイトルだったわけで、力の入れようが違ったからです。スーパーファミコンでは無理だったアニメーションムービーや音声が入るわけですし、CMもバンバン流していましたし。話題から言うと、断然PCエンジン版が上回っていました。スーパーファミコン版は完全に影に隠れてしまった形ですね。


ですが後年、イースの事をまとめた「イース大全集」と言う本が発売になった際にはこちらが正史扱いになっていてPCエンジン版はアナザーストーリーになっています。また、パソコン版の『イースⅥ』が発売された際には初回限定特典でなんと『イースⅠ』~『Ⅴ』までが全て遊べる『イース大全集』(書籍と同じタイトルですが別物で、パソコンソフトです)を手に入れることができたのですが、こちらに収録されているものもスーパーファミコン版になっています。実はPCエンジン版はサブタイトルが「The Dawn Of Ys」であるのに対し、こちらは「MASK OF THE SUN」です。ファルコムの原案にあったのはこちらのタイトルでした。より原案に近かったことで正史とされたのかもしれませんね。



●その後の任天堂ハードでの「イース」シリーズの歴史は…『イースⅤ 失われた砂の都ケフィン』はスーパーファミコン版でのみ発売されました。日本ファルコムが直々に発売しています。また、半分が優しさでできていない難しさ『イースⅤ エキスパート』も発売されました。でもこの『エキスパート』、『Ⅴ』発売からわずか3ヶ月で、しかも光栄から発売、という…またしても訳ありな発売でした。現在では、PCエンジン版の『イースⅠ・Ⅱ』をWiiのバーチャルコンソールで遊ぶことができます。またDSで『イースDS』『イースⅡDS』それらの店舗限定販売版、そしてなぜかシミュレーションゲームの『イース・ストラテジー』が発売されています。


イースIV -MASK OF THE SUN-
楽天


…こんな11月19でした!
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明日は…さようなら…。

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≪つれづれ。≫
●Nintendo Directのはなし(3)。
『スマブラfor』はこうなったらFF、ドラクエからも参戦してほしいですね。12月にやるというスマブラの「最後の」(悲しい)特別番組では、募集していた参戦キャラの最後の発表が行われるのでしょうか。うちではまだまだ現役のスマブラ、終わるにはまだまだもったいないです。この参戦キャラが発表されるわくわく感、他にはないですから!