6月15日 は何の日?
『ファニーフィールド』 発売 24周年!
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【今日の紹介ジャンル】
GW-8 FC-120 GB-40 SFC-48 VB-4 N64-22 PP-4
PM-5 GBA-30 NGC-25 NDS-37 Wii-22 3DS-4 WiiU-1
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ゲームボーイ専用ソフト
『ファニーフィールド』
1990年6月15日(金)発売 SNK 2600円(税込)
●発売元のSNKがゲームボーイでリリースしたゲームはこの1本限りでした。ちょうどNEO GEOがリリースされたのもこの年です。そちらに注力していったのかもしれません。それにしても、かなーり知名度が低いゲームです。でも、知名度が低い「だけ」で、熱中できる良作です。
●このゲームについて語る際、時々『クインティ』が引き合いに出されるんですが、それはこのゲームも四角のマス目でくぎられた床のパネルをめくるからですね。ですが、ゲームとしては全く違います。あちらが何層にもなっているのを利用して敵を倒すのが目的なのに対し、こっちはひっくり返すだけです。簡単に書くと…パネルには白面と黒面があります。白面のパネルをひっくり返してステージ上のパネルをすべてを黒にしたらクリアです。ただめくるだけでなく、オセロと同じ要領で白パネルを黒パネルでいくつか挟めば、一気にめくることができます。これを利用して豪快にめくっていかないとかなりきついです。
●敵の中にはパネルをめくってしまうやつがいます。逆にこちらがめくっているときに敵を巻き込めば、気絶させることができ、気絶した敵を投げ飛ばすことで攻撃できます。でも制限時間があるので、それとの戦いが厳しいかもしれません…。もくもくとクリアしていきボーナスステージもあるSINGLEモードと、ボスが登場するMULTIモード、そしてこの時期のゲームボーイソフトのお約束2人用の対戦モードもあります。
★実は数あるハードの中でもゲームボーイの発売初期は、本作のような無名なゲーム、それでいて小粒でピリリと辛い良作が多数発売されていました。人気作品の続編でないと売れにくい状況はすでに存在していましたが、単価が安かったことで今と比べるとお客さんが手にとってくれやすかったです。安価であるという点から見ると、WiiウェアやDSⅰウェア、3DSダウンロードソフトなどに、新規意欲作を持って来やすいのもわかる気がします。
また現在では、発注の時点で売れなさそうなソフトは「ゼロ発注」ということも多いので、マニアックな無名ソフトを買おうにも店にない!→ネットで買う、という構図も成り立ちますが、当時はそんな方法はなかったですし、どこの店もとりあえず1枚は発注してました(と、書いて思ったのですが、普通1「本」ですよね。発注のときは単位が「枚」でした)。店頭に並びさえすればお客さんに紹介する機会もあるんですが、並びもしないんじゃどうしようもないですよね。こうやって埋もれてしまうんだなあ。
ちなみに現在、初期のゲームボーイの良作のいくつかは中古でも比較的高値がつく傾向にあります。そういったゲームこそ、3DSのバーチャルコンソールで発売して欲しいですね。
- ファニーフィールド
- 楽天
…こんな6月15日でした!
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明日は…世界が待ってたリメイク版です。
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≪つれづれ。≫
●シリーズのファンのはなし(1)。今日から、ちょっとまた連載っぽく書きます。お付き合いをば。
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あるゲームが好きになったとします。またはそのキャラクターでもいい。とにかくそのゲームが好きになる。そうすると、自然にそのゲームの続編やスピンオフ的なゲームもやってみたくなります。昔はそういったファンは、あまり苦労しませんでした。ところが今は、苦労しっぱなしです。(つづきます)