患者さんが変化を実感しにくいのはどうして? | 文章で人の心を動かしたい。ワクワクして欲しい。

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理学療法士です。リハビリに関する話はもちろん、ワクワクするブログを書けるように頑張ります!

お読みいただいている皆さんありがとうございます。

足の痛みが再発している、理学療法士の唐沢彰太です。

 

<患者さんの変化>

リハビリテーションの専門家である理学療法士や作業療法士、言語聴覚士(以下、PT/OT/ST)は、日々患者さんと接している中で患者さんの変化にとても敏感です。

昨日より体が硬い、昨日出来ていたことが出来ていない、介入当初より感覚がわかるようになってきたなど様々な変化に気付くことが出来ると思います。

 

この変化って患者さんにも分かって欲しいですよね?

リハビリに対するモチベーションなど、いろいろな面で変化/改善の実感ってとても良い効果を生み出します。

 

ですが、こんな経験ありませんか?

【患者さんが変化/改善の実感が得られにくい】

脳血管疾患においては、高次脳機能障害の影響も多分にありますが、その原因は違うところにあるかもしれません。

 

<PT/OT/STにとっての良くなったは患者さんにとっては違うかも…>

患者さんが、変化/改善の実感が得られない原因をここでは2つ考えてみます。
 
1,専門家であるが故の弊害
専門家である我々は、すでに書いた通り変化に【敏感】です。
筋緊張のちょっとした変化、動作のちょっとした変化を感じ取ることが出来ますが、患者さんはそうではありません。
それに加えて、自分の体の変化を感じ取るには相応のトレーニングが必要で、何に注意を向けてどうなったら変化したのかを、患者さんが知っておく必要があります。
その為、PT/OT/STにとっては大きな変化でも患者さんにとっては、気付けるほどの変化ではないことがあります。
 
2,目標の相違
リハビリテーションは、患者さんが目指す未来の姿を目標として、小さいステップをクリアしていく過程になります。
例えば、歩けるようになりたいという目標に対して、立位バランス、片脚立位、振り出しのクリアランスなど様々な課題をクリアしていくことになります。
この点を、十分にインフォームドコンセントしておかなければ、常に患者さんの目標が歩行であり、歩けるようにならなければ効果を実感できない可能性が出てきてしまいます。
 
今行っているリハビリの目的、歩けるようになることとどう関係しているのかなどを十分に理解してもらう必要があるということです。
もし、認知機能などの問題で理解が難しい場合は、家族と共有することが大切になります。
日々行っているリハビリが行き当たりばったりにならないよう、1つ1つ積み上げていく行程がリハビリにおいては大切なんですね。
 
 
いかがでしたでしょうか?
効果の実感が得られにくい患者さんを担当している方に、ご参考になれば幸いです。
 
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