そういえば… | 睡蓮のブログ

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このブログで双極性障害Ⅰ型で休職中の男の飼育している生き物、植物の紹介と、その時々に感じたことなんかを気ままに書いていきます。

去年の8月から休職して1年と1ヶ月になります。

去年の今頃、母が膝の人工関節置換術を受けるため、入院しました。

以前から手術するように言われてたんですが、私が仕事をしながら、家のことと母の病院通いをする自信がなかったので、できずにいたのを私が休んでいるのを機にしてもらうことにしました。

はじめは、家事と生き物の世話、母の病院通いをして自分のメンタルが持つのかと心配でしたが、逆に体調はどんどん良くなりました。
朝8時に起きて、ネコたちにごはんをあげて、その間に洗濯機を回して犬の散歩に行き、帰ったら朝食を取り洗濯物を干して、ネコのトイレ掃除に家の掃除、そこから休憩して昼食の準備、昼食を食べたら少し昼寝をして、洗濯物を取り込み、それから母の病院へ洗濯物着替えを届けにいき、帰ったらネコにご飯をやり、犬の散歩に行き、夕食の支度をして食べる。
完全に1日のリズムができ上がっていて、その通りにうごけます。
母がいるとこうは行かないので、マイニチノリズムが狂い、ストレスが溜まります。

3週間母は入院しましたが、退院する頃には私は体調も良く仕事に復帰出来ると思えるようになっていました。

そして、母も帰ってきて家のことは任せるようになったのを確認して、会社に復帰しました。
それが大失敗に終わり、1ヶ月でまた動けなくなり、現在まで尾を引くことななります。


この経験を通じて、私は自分のペースが外的要因で狂うことによるストレスにとても弱い人間であることを再確認しました。
これが発達障害を疑うことに繋がり、検査を受けることになり、ASDであったことが判明します。

人は環境の変化や人生の転機などで、精神的な脆さや生まれ持った障害などの兆候が出てくることがあります。
今まで何か他の人とは話が合わないなとか上手く自分の思いが伝わらないと思っていたことが、障害によるものだと言うことがあります。

昨年の母の入院は私の人生に取って大きな節目となりました。

まさか自分が障害者だとは思っていませんでしたから…
でも、おかげでものの見方が少し変わりました。

母がいなかった3ヶ月間は本当に楽でした。
普段しないことばかりでしたが、楽しめました。
皮肉な話ですが、家族の存在の大きさを感じる一時でもありました。