地底湖に咲く花があるとするなら、

その花に色はない事だろうと思うのです。






地底湖に咲く花のように、、、

雪の下から顔を出した

ふきのとうの色は淡く、

ほっそりと美しい。




このすっくと伸びた白い茎が、

マヂでめっちゃ美味そ〜!

路肩なので、採りはしないですけど、、、


水の流れのある所では、

地面の方から雪が溶け空洞ができる。

そこに、太陽目指して

ひよひよと生えて来るふきのとうは

アクも少なく、柔らかくて美味しい。


ふきのとう、「とう」なのに

茎や葉の方が柔らかくて好き。

と言えるのは雪国ならではの贅沢なんだなと、

改めて思う今日この頃。



あ、つっかえちゃったのね(^◇^;)





同じ画に収められなくて恐縮だが、

地底花のようなふきのとうが生えるのは

こんな所。




冥界の入り口じゃないんだよ?

近所の用水路。


こんなに幅の狭い用水路でも、

水の流れは見た目よりも圧倒的に速い。

足を取られでもしようもんなら

雪解け水の冷たさも相まって、

大人でも、あっという間に

レテ川まででも流れて行けちゃうので、

迂闊に近づいてはいけません。

因みに足元もめっちゃ滑ります。


特に用水路は、

引っかかる所がほとんどないので、

まぢで、あっという間に結構な遠方までも

持って行かれてしまいます。

どうかお気をつけあれ。

たまにね、究極を求めて

どこまでもどこまでも

行っちゃう方がいらっしゃるので、

念のため(^◇^;)


それにね、、、

わざわざそう言う場所を探さなくても、

雪の下で、ひっそり芽吹きを待っていた

雪国の山菜は、アクが少なく柔らかくて美味しい。