久々こちらからおねがい

先週のソノリウムでの女子限定ライブ、その後も多くのアンケートとHPへの感想をいただき、こじんまりした会場だったのですが、その分、想いを受け取ってくださったかたが多かったことにしみじみ力をいただいてます。ありがとうございました照れ

本編最後に歌った曲の、写真のタイトルは「猫を捨てる」。

母の言いつけで飼ってた猫を手放すことになった、当時大学生の秋山庄太郎さん。

振り向くと猫は置き去りにされた野原の向こうから

こちらをじっと見つめていて、

その瞬間に思わずカメラを向けたものらしいです。

なんともいえない、猫の許すでもなく責めるでもないその表情が

たまらなくて、この写真を最初に選びました。

今回選んだ写真の中で秋山さんご自身のプロフィール写真を除くと、唯一の花以外の作品でした。

アマチュア時代の、ほんとに一枚一枚のフィルムが貴重だった頃の作品には、現代とは比較できない力が込められていて、その一瞬にかける熱量がそのまま想いとして伝わってきます。

で、ライブ本番でその話をするとたぶん泣きそうになるので、

それには触れず「いのちの歌」を歌いました。

今日で東日本大震災から7年。

人は、

何があっても、どんな状況にあっても

生きていかなくてはならない。

そして、

全てを失くした絶望の沼に飲まれそうになりながら

それまで知らなかった、

いろんな彩のつよさや優しさを生み出せる

いきもの。

それを教えてくださったのが、被災されたかたがたです。

何をつくしても

その体験をしたものにしか分かり得ないものがある、けれど、

その時間のかけらを共有した一人として、

震災を知らない世代にも伝えていける大人であらねば、と

日付の変わる場所に、石を置きました。

さ、心新たに、陽だまりへ向かってにゃーわんわんクマウサギ女の子男の子